2011年11月29日火曜日

どうやって理解すれば「シミュレーション」が「シュミレーション」になるのか

この文章の入力に使っているGoogleのIMEで「シュミレーション」と入力すると「→シミュレーション <もしかして>」と表示される。
GoogleIMEの言うように、元の英単語が「simulation」で「simu~」で始まるから、「シュミ~」ではなく「シミュ~」の方がより適切だ。
もう少し英語っぽい発音では、「スィミュ~」の方が近いのかもしれないが、カタカナ表記に変換される方法としては「simu~」と来れば、「シミュ~」で自然だと思う。

この議論は、もう大昔から、言い尽くされている。
この話題はもう結構だ・・・だ・・・だ・・・だが、気になるのだ。
やはり、「シュミレーション」と書かれると気になる。

どのような発想から「シュミレーション」と書くのだろう?
なかには、本人も混乱しているのか「シュミュレーション」とか「シミレーション」と書く人もいる。
以前、あるコンピュータプログラム中に「syumirater」とう単語を見たことがある。これなんて読むの?シュミラーテー?
「simulator」のことだろうが、この一単語中だけでいったい何箇所勘違いしているのか。

ひょっとして「シュミレーション」と書く人は、どこかで「シミュレーション」という表記を見かけたときに、「うわ、ミスってる」と思っているのではないだろうか?どっちがミスっているのか。
いまだに、テレビでも「シュミレーション」の表記を見かけることがあるし、やはりまだ「シミュレーション」という言葉自体が定着しきっていないということかもしれない。

例え「シミュ」より「シュミ」の方が発音しやすくても、日本語の「趣味」を連想しようとも、元の単語が「simu」となっている以上、それを理解すれば、あらゆる言い訳は払拭される。

simulationの意味が分かりにくいことも原因の一端のような気がする。
simulationとは「擬態」等と訳されたりするが、それでも分かりにくい。
ようは、実際はしないけれど、試験的にやってみたり、本物の真似をするようなことだと理解している。
例えば、避難訓練とか、本物っぽく作られた航空機のコックピットとか。

「シミュレーション」が「シュミレーション」と書かれたところで、普通は困ることはないし、スルーするが、業務で商品名として扱ったりするようなシチュエーションでは、どうでも良い指摘だけにちょっと反応に苦慮する。
それだけに、間違って理解している人は、誰にも訂正されず、ずっと「シュミレーション」と言い続けるのかもしれない。

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