2018年5月30日水曜日

X-Planeで傷だらけになるViveコントローラー

VRでX-Planeを飛ばすときに問題になるのが、Viveコントローラーを机の足などにガンガンぶつけることです。
フライトシミュレーターをVRですると、自分の周りにコックピットが現れ、自分自身がコックピットの中に収まった状態になります。そのVR空間内での手となるVR用のコントローラーを両手に持ちます。VRコントローラーは室内空間のどこで、どの角度になっているかがトラッキングされていて、VR空間内のものを遅延を感じることなく自然に操作できます。
VRコントローラーはVR空間内の手となるものであり、その手でヨークやスロットルレバーを掴んで、操作することができるようになっています。しかし、掴んだという感覚や、動きに制限がでるようなフィードバックはありませんから、実際のところあまり操作しやすいものではありません。それで、ヨークやスロットルレバー、ラダーペダルだけは、普通のジョイスティックを使い、それ以外のオートパイロットのパネルやオーバーヘッドパネル等を触るのにはVRコントローラーを使っています。
ジョイスティックは手の届く机の上に置かなけらばならないのですが、そうすると机の足や天板が目の前にあることになります。航空機のコックピットというのはあちこちにスイッチ類がありますから、いろんなところに手を伸ばさなくてはならず、VRコントローラーを机のいろんなところにぶつけてしまいます。
また、FMSといった低い位置にあるものを触るときには、机でトラッキング用のレーザーがさえぎられて、トラッキングロストを起こしたりします。

そこで、ホームセンターに行って、アングルやクランプを調達してきて、机からアングルで伸ばした空中にジョイスティックを保持するようにしてみました。ジョイスティックの上下左右の空間にはなにもない状態にできたのですが、ヨークの後ろにもダイヤルがあったりするので、そうしたものを触る際にジョイスティックやアングルにVRコントローラーをぶつけてしまします。
ViveのVRコントローラーはそこそこ頑丈にできていそうですが、プラスチックの表面は傷ついてしまいます。
Airbusのようなサイドスティックの配置にするとか、パッドかあるいはコンパクトなジョイスティックを探すとか、操作性が高い方法を検討したいところです。

X-Planeで飛ぶにも時間がかかる

私はX-Planeでは、いつも同じルートを飛んでいます。今は、台湾の桃園国際空港から関西国際空港のルートです。
なぜ、同じルートばかり飛ぶかといいますと、新しいルートのフライトプランを作成するのには手間と時間がかかりますし、いつもと違うことをすると飛行中に失敗する可能性が高まります。時間があり余って生活しているわけではありませんから、一度確立した成功率の高い飛ばし方ばかりするようになってしまいます。
しかし、台湾は近いといっても、普通に飛ぶと関空まで3時間程かかってしまいます。スポットから離陸して巡航高度に達するにも30分以上かかりますし、巡航高度から降下して着陸し、スポットに到着するにも30分以上かかります。巡航中は、地図ウィンドウを開いて、機体のマーカーをドラッグしたり、対地速度を上げてチートしていますが、それでもなんやかんやで結局トータル2時間程かかってしまいます。2時間ずっとやることがあればいいのですが、上昇中や降下中は、結構暇がありますので、そういう時間をもう少し短縮できれば、ぎゅっと詰まったフライトを楽しめるのではないかと思うものの、そうしようと対地速度を倍速化すると、とたんにオートパイロットによってピッチがガクガク上下動を起こし、大暴れになります。それを改善するアイディアを考えているものの、取り組む時間も必要で、手が付けられていません。
平日の夜なんかは2時間取られると結構大きいです。