2015年7月18日土曜日

Google Analyticsでダウンロードのコンバージョン(目標)を測定する

ウェブサイトを運営している人はアクセス解析としてGoogle Analyticsを使われている方も多いかと思います。
Google Analyticsではウェブページへのアクセスだけでなく、ファイルのダウンロード件数のようなものもカウントすることができます。
ファイルのダウンロードを目標として設定することで、ウェブサイト訪問者の目標達成率(コンバージョン率)を測定したりできます。

その具体的なやり方は、いたって簡単です。
通常のトラッキングコードは使いません。イベントにより測定します。

1.ダウンロードリンクにイベントを設定する

以下の様なコードをダウンロードリンクとして使用します。

<A HREF="javascript:void(0);" ONCLICK="ga('send','event','download','click','file.zip');location.href='file.zip';">ダウンロード</A>

Aタグでダウンロードリンクを設定する場合、HREFにファイル名を書くと思いますが、JAVAScriptを動かしたいので、代わりにONCLICKに、Google Analytics用のコードとダウンロードファイル名を書いています。
2箇所あるfile.zipの部分を、ダウンロードするファイル名に置き換えることでこのまま使うことができます。
この例はAタグによるものですが、ONCLICKのイベントで動いていますので、ボタンのタグによるダウンロードでも、同じように使えます。

2.Google Analyticsで目標を設定する

Google Analytics側で、イベントを目標として測定するための設定をします。

Google Analyticsの「アナリティクス設定」から「ビュー」の「目標」をクリックします。

「新しい目標」をクリックします。

目標の「名前」を適当につけて入力し、タイプの「イベント」を選択します。
入力したら「次のステップ」をクリックします。

イベント条件として以下を入力します。
 カテゴリ:download
 アクション:click
 ラベル:ファイル名(ダウンロードのリンクに入力したファイル名です)
 値:なにも入力しません
入力したら「目標を作成」をクリックします。

このように目標が作成されました。

3.測定されるのを待つ

あとは目標が測定されてGoogle Analyticsに結果が表示されるのを待ちます。
測定されると「コンバージョン」メニューから結果を分析できます。

目標は20個まで作れますので、複数のダウンロードファイルがある場合でも、それぞれで測定することができます。

2015年7月16日木曜日

Bloggerでブログを作ったら入れておきたい2つのガジェット

GoogleのBloggerは、ブログを書くのにお勧めです。ブログ運営サイトの広告が表示されませんし、デザイン的にごちゃごちゃしていないからです。ブログを書く側も読む側も使いやすいのがBloggerです。
Bloggerには標準のテンプレートがあり、その中から好きなデザインのものを選ぶだけで、ブログをはじめることができます。
少し慣れて、使い方が分かってくれば、ガジェットを追加することでブログに画像を表示したり、リンクリストを表示することができるようになってきます。
ガジェットは選ぶだけで使えるものが豊富にあるのですが、実はそれだけでは実現できないこともあります。
ブログをはじめたら、ブログの訪問者に記事を読んでもらうための、以下の2つのガジェットを追加することをおすすめします。


1.記事リストガジェット


最新の記事はブログの最初のページに表示されます。記事を追加していくと、どんどん下に流れていき、次のページ、次のページへと、奥の方に行ってしまいます。そうした古い記事も書いたからには、いつでも見てもらえるようにしておかなければ、たくさん記事を書いているメリットがありません。
そのために、ブログアーカイブというガジェットがあるのですが、実はこれだとあまり古い記事は読まれません。それは日付で管理されているためです。古くなった記事はタイトルが表示されなくなってしまったり、設定によってはまったく記事のタイトルが表示されません。
ブログ訪問者は日付だけを見ても、その記事を見たいとは思いません。記事のタイトルを見て、興味を持った時にその記事を読もうとします。ですので、古い記事もタイトルを出して見えるようにしておかなければ意味がありません。

そこで、本記事の横の方(サイドバー等)に記事のタイトルの一覧をずらずらっと表示するガジェットを追加して表示しておきます。本記事を読んだブログ訪問者は他の記事を探すために、その記事タイトルの一覧を見るはずです。
紹介するBloggerArticleListというガジェットを使って、少なくとも最新記事を10個程度表示しておきます。もっと古い記事はページをめくるように探すことができるようになっています。

BloggerArticleListはこちらで作ることができます。コードを生成して自分のブログに貼り付けるだけです。詳しい使い方はそちらのサイトに書いてあります。


2.カレンダーガジェット


他社のブログにあって、Bloggerにないものとしては、カレンダーがあります。
カレンダーはブログ訪問者が記事を探すのによく使います。ブログアーカイブがその代わりとなるものですが、カレンダー形式でないので、ブログ訪問者にはやさしくありません。
よくあるような日曜日から土曜日まで並んだカレンダーの表示方法で、記事のある日をクリックすると、その日の記事が表示されるようなものでなければなりません。
ブログに来た人は、どこまで記事を読んだか等をチェックするのにカレンダーを使いますので、記事を見てもらうためには必須のガジェットです。
そのためのガジェットはこちらのBloggerCalendarを使います。先ほどの記事リストと同じように、コードを生成して貼り付けるだけです。


ブログに来た人のために、まずは上記の2つのガジェットを追加しておくとよいでしょう。

2015年7月15日水曜日

Bloggerにカレンダーのガジェットを追加する

標準のBloggerではカレンダーのガジェットがないので、カレンダーを表示できません。
Blogger以外のブログではカレンダーは一般的です。特にブログ訪問者に過去の記事を見てもらうためには必須の機能だと思います。
しかし、このブログにはご覧のとおりカレンダーが表示されています。これは、こちらのBloggerCalendarを使っています。
そのサイトでコードを生成して、ブログ管理画面のレイアウトから「HTML/JaveScript」ガジェットとして追加するだけで、Bloggerにカレンダーを表示できます。

注意する点は、ブログアーカイブをブログに設置して、アーカイブの頻度を「日別」しておく必要があります。通常、Bloggerではブログアーカイブを使われていることが多いと思いますので、あらためて追加することは少ないかと思いますが、その中の設定を「日別」にしておかないと、カレンダーの日付をクリックした時に、該当の日の記事だけが表示されません。

2015年7月10日金曜日

Bloggerの広告収入を改善

ブログのレイアウトは記事を中心として、上下左右にいろいろなものをレイアウトします。今、ご覧になっているこのBloggerによるブログについてもそうです。
配置できるのは他サイト等へのリンク一覧とか、SNS、広告等ですが、その際に困るのがサイズが定まらないものです。サイズが定まらないと、レイアウトが思ったような配置にできません。
その代表的な例がブログアーカイブです。これはBloggerのブログにとって必須ともいえるガジェットのひとつですが、一番使い良いであろう階層型の表示だと、その月の記事の数によって、縦方向のサイズが変わってしまいます。階層型以外であればそうでもないですが、それでは、記事のタイトルが表面化しないので古い記事を見てもらえません。
階層型のブログアーカイブは、記事のタイトルがずらっと表示されるとしても、月はじめにゼロになり、記事を投稿するたびに1行ずつ下に伸びていきます。毎日記事を投稿すると、縦の長さは月初と月末でかなり違ってきます。レイアウト的にやりにくく、特に広告を使う場合は、どこになにを配置するかで収益に影響しますので、苦心するところです。

このブログでは、年月に関係なく、左に最新の記事を10件表示しています。この方法ですと、記事数が定まっているので、縦の長さはほぼ一定です。レイアウトはずいぶんやりやすくなります。ブログアーカイブは、ページの左下に追いやりました。一番下に置いておくのであれば縦の長さはあんまり関係ありませんので。

左の記事一覧ですが、BloggerArticleListというガジェットを使っています。使い方は、Bloggerにレイアウトページからガジェットを追加して、BloggerArticleListのコードを貼り付けるだけです。

ブログのページビューを増やして記事をもっと読んでもらう方法

Bloggerのブログアーカイブを使いたくない理由はぶっちゃけ、ページビューが伸びないからです。
ブログアーカイブには3通りの表示方法があります。階層、フラット、プルダウンメニューです。記事のタイトルを見えるようにしておかないと、なかなかクリックしてもらえませんから、必然的に階層を使うことになります。この階層型の問題は年や月をクリックすると、その年月に含まれる記事が全部出てきてしまうことです。ようは、一回クリックするだけで、一度にたくさんの記事をスクロールしながらまとめて読むことができてしまいます。一つ一つの記事を開くことによるページビューを稼ぐことができないばかりか、一度にたくさんの記事が表示されれば、見る側は流し読みしてしまいます。

むやみにページビューを稼ぐ必要はないのですが、ページビューは広告収益に関連しますし、ブログのライターの気持ちとしては、せっかくであれば、できるだけ多くの記事をちゃんと読んでもらいたいものです。

ということで、このブログが使っているのは左の記事一覧ですが、これはこちらで作ることができます。
これなら、記事を一枚一枚見ていくことになります。実は見る側もこれの方が使いやすいと思います。

これを追加したらブログのアクセスが増えた

私は、いくつかのブログを書いているのですが、そのほとんどがBloggerです。Bloggerは、広告を出さない時は、ゴチャゴチャせずシンプルで洗練されたデザインにできます。広告を出すとしても、その収益は、ブログサーバーの管理会社ではなく、私自身のものになります。
Bloggerでブログを書くことには、基本的に満足しているのですが、不満な点もないわけではありません。幸い私にはITの技術力という有利な部分がありますので、それを活かしてより良くなるよう改善しています。

このブログもそうですが、100を超える記事数のブログになってくると、過去に書いた記事がどんどん流れていって、ほとんど閲覧される機会がなくなってしまいます。検索エンジンでヒットもせず、他からのリンクもない記事は、まず陽の目をみることはありません。そうした記事も、Googleの検索エンジンには評価されていないかもしれませんけれども、ブログの訪問者にとってはどうなのか分かりません。せっかく書いたものですし、閲覧されるチャンス自体がないというのはもったいないです。
そこで、ブログに訪問してもらった人に、たくさんの記事があることを気づいてもらい、興味を持つものがあれば、見てもらえるようにするにはどうしたら良いかと考えました。

Bloggerで、過去の記事を見てもらえる可能性があるのは「ブログアーカイブ」とういガジェットから見つけられた場合です。このブログでは左下に置いています。このブログアーカイブは、ツリー状に年月で分類されていて、過去のものは、年や月のリンクをクリックしないと表示されません。年や月に含まれる記事タイトルがツリーに展開されることを期待して、年や月のリンクをクリックすると思いますが、そうするとページがリロードされてしまい、画面が消えるので、ツリー自体を見失ってしまいます。しかも、クリックした年や月の記事がすべて表示されて、ページのロードが遅く、トップの記事も書き換わるので、クリックした人はツリーではなく記事の方に目が行ってしまいます。そうすると、全文の表示された記事をスクロールして読んでいくことになって、閲覧者は面倒になってきます。
ようするに、ブログアーカイブは、過去の記事へのナビゲーション性がとても悪いのです。

もっと、単純に記事タイトルを一覧表示して、ブログの訪問者は、興味を持った記事だけをピックアップして見られるようにした方が便利です。
このブログでは、左側にそれを実現するガジェットを置いています。
最新の記事を10件表示していて、それ以前の記事は「次へ」をクリックすると、ページのリロードなくスピーディーに見ていくことができます。
さらに、その上に「全記事一覧」のリンクを置いて、こちらは、もっとたくさんの記事を一覧表示できるようにしています。
このようにすると、ブログ訪問者は、直感的に過去の記事を探すことができるようになり、古い記事を見つけてもらえるようになります。

この記事一覧のいいところは、「次へ」をクリックした後、次の一覧の表示が速いことです。インターネットの閲覧のされ方を見ていますと、みんなとてもせっかちです。もし「次へ」をクリックして、じーっと待たされたりすると、イライラしはじめて、すぐに他のウェブサイトに行ってしまいます。ストレスなく、パッパと興味あるものを見ていくことができるので、ページビューが伸びます。
記事のタイトルだけでなく、記事の冒頭部分を表示したり、文字の色や大きさをブログのデザインに合わせて変更できます。

このBloggerの記事一覧を表示するガジェットはこちらのページで作成できます。
一度試してみてはいかがでしょうか。

2015年7月9日木曜日

ブログで広告収入を増やすためにページビューを増加させるには

ブログを書いている方の中には、広告を掲載している方も多いと思います。
広告は表示回数(ページビュー)が多いほど有利になります。CTRが下がり、サイトの評価が上がるためです。CTRとは広告がクリックされる確率です。CTRが高くないというのは、よくないことのように思われるかもしれませんが、広告は興味を持ってクリックしてももらわなければ、広告主にとって意味がありませんし、その広告配信サービスをしているGoogleにとっても広告サービスの評価に関わります。そのため、CTRがむやみに高いサイトは、勘違いでクリックされている可能性があると判断され、広告の単価は下がり気味になります。ですので、ウェブサイトにはたくさんの人に来てもらい、たくさんのページを見てもらい、CTRの分母となるページビューを増加させてCTRを上げ過ぎないというのは、広告収益という点でも重要です。

今、ご覧になっているこの記事もブログです。ブログサービスのひとつであるBloggerを使用しています。BloggerはGoogleのサービスなだけあって、同社が行っている広告配信サービスGoogle Adsenseとの相性がとてもいいです。ブログ機能の中にあらかじめAdsenseを使うための機能が組み込まれています。

Bloggerで記事の閲覧数を増加させる方法として、今ご覧になっているこの記事の左側にあるような記事タイトルを一覧表示する方法があります。このように記事のタイトルをずらっと一覧表示することは、ブログ訪問者にブログ内に多くの記事が存在することを知ってもらえることになります。そして、他の記事へのアクセス機会を増やします。このブログのようなごちゃ混ぜブログではなくて、特定のテーマで書かれているようなブログの場合、関連性のある他の記事タイトルを見たブログ訪問者がその記事にも興味をもつ可能性は非常に高いです。
しかし、Bloggerでは、このように標準で記事タイトルの一覧を表示することはできませんので、このブログではこちらのサイトのサービスを利用しています。

ブログ訪問者が記事タイトルの一覧に意識が向くようになると、その後、他の記事も探して周辺にある広告にも目が行くようになります。それで、広告に興味を持たれた場合は、クリックへとつながります。

Bloggerに記事一覧追加で43.7%のアクセスアップ

このブログの左側に記事一覧があります。このブログはBloggerを使っているのですが、Bloggerでは通常このような表示をすることはできません。
標準で使えるもので、似たようなものとしては「ブログアーカイブ」があります。このブログでも左下にブログアーカイブを置いています。
ブログアーカイブの場合、日付ごとにまとめられて表示されるため、過去の記事のタイトルが表示されません。
記事タイトルが表示されないと、ブログの訪問者に過去の記事の存在を知ってもらえないため、閲覧機会が減ってしまいます。

そこで、こちらのサイトのBloggerで記事一覧を表示できる仕組みを使ってみました。
この記事一覧を使うと、一定数の最新の記事タイトルを常に表示しておくことができるため、ブログ訪問者に過去の記事を見つけてもらえる確率が格段に上がります。その結果、ページビューが劇的に上がります。また、上下にある「次へ」をクリックすることで、たくさんのブログ記事が存在することを知ってもらえます。
加えて、このブログの左の記事一覧の上に「全記事一覧」というのがありますが、これをクリックすると、過去の記事を一覧でずらっと表示できるページを表示します。これも先ほどのサイトで作ったものです。
Bloggerには、通常の記事の投稿以外に独立したページを作る機能があります。そこに、記事一覧のコードを貼り付けて、そのページのリンクをウィジェットのリンクリストで表示しています。
このようにすると、一度にたくさんの記事を一覧表示すると、ブログを訪れた人が過去の記事を探しやすくなって、閲覧数が増加します。
やはり、ブログアーカイブのように、古い記事のタイトルを見えないようにしまいこんでしまっては、古い記事の存在そのものが分からなくなりますので、このようにたくさんのタイトルを表示して、ブログに多くの記事が存在することを知ってもらえるようにするした方がいいです。

この記事一覧のいいところは、自分でメンテナンスする必要がないことです。ブログに記事を投稿すると、自動的に更新されて追加されます。
また、表示される項目や、それぞれのフォントの大きさ、色等を変えることができるので、元のブログに自然に馴染むようにできます。

実際、このブログもそうですが、私が書いている他のブログでもページビューが倍増していますので、こうして記事タイトルを露出させることは、アクセス数増加に非常に有効なようです。