2012年11月30日金曜日

Microsoft SQL ServerでコマンドプロンプトからSQLを実行する方法

SQL ServerがインストールされたパソコンでコマンドプロンプトからSQLを実行するにはsqlcmdを使う。
バッチファイルに組み込んで使うときにも便利だ。

> sqlcmd -S SERVER -d USE_DATABASE_NAME -U LOGIN_ID -P PASSWORD -Q "select * from table"

SERVER はサーバー名もしくはサーバー名とインスタンス名。例えば「hostname¥instance」のように書く。
USE_DATABASE_NAME はデーターベース名
LOGIN_ID はSQL ServerのログインID
PASSWORD はSQL Serverのパスワード

クエリの出力結果をファイルに保存したいときは、

> sqlcmd -S SERVER -d USE_DATABASE_NAME -U LOGIN_ID -P PASSWORD -Q "select * from table" > result.txt

のようにして、ファイルへリダイレクトするとよいだろう。

select句だけでなく、delete、insert、truncate等、登録、更新系のSQLも実行できる。
タスクに登録してスケジュール化したバッチファイルで使うようなこともできるだろう。

iPad、NEXUS、kindleが便利な人は生産性ゼロのダメ人間

近頃、タブレット端末あるいはパッド端末と呼ばれる高画質の液晶タッチパネルを板状の情報機器に取り付けたものが流行っているようだ。
代表的なのがAppleのiPadで、他にGoogleのNEXUSやAmazonのkindleのようなもののことだ。

私は、そうした端末をいまだにひとつも持っていないが、その理由を考えてみると、私にとって機能が不足するからではないかと思う。
例えば、プログラムを書いたり、サーバーを管理したり、ウェブサイトをデザインしたり、動画を編集したり、メールを書いたり、ドキュメントを作成したり、こうしてブログの記事を書いたり・・・
キーボードが無くて、画面サイズや処理能力に制限があるタブレット端末は、そうした作業にはおそらく適していないと思う。想定していない用途なのだから当然だろう。

しかし、パソコンならできることを、できない(もしくは適していない)タブレット端末が今、話題になるのは、パソコンでするような創造的活動が、実際のところ必要とされていないということだ。
プログラミングやサーバー管理なんていう専門的な用途は例外としても、文章、画像、映像、音声を編集するようなことを誰もしていないのが真実で、それがあらためて表面化したということだ。
文を書いたり、絵を描いたり、動画をYouTubeにアップロードしたり、作曲したりなんていうクリエイティブなことを世の中の大部分の人はしていない。ストレートに言えばできる能力を有していない。コンテンツの創作は、ある程度の根気を要することで、普通の人は小難しいことをしたいと思わないのだ。99%の人は他人が作ったコンテンツを見たり、使ったりするだけの消費する存在でしかない。
何も作らないのであれば、パソコンは必要なく、タブレット端末のようなコンテンツプレーヤーでこと足りるということだ。

インプットではなくアウトプットオンリー。
画面を触るだけの入力。キーボードによるテキスト入力は必要ない。マウスによる正確なポインティングすら必要としない。タッチパネルにはフリック、ピンチ等、独特の操作方法があるが、キーボードやマウスでも同様の結果を得る操作は実現できるし、もっと精度の高い操作が可能だろう。しかし、そんな細かいことはしたくないし、できないのだ。
タッチ以外で、なにかを入力するとしても、ツイッターやFacebook等の短いフレーズの文章程度。だが、そうしたSNSですら使われないのが多数派だろう。
現実は、インターネットでコンテンツを提供できる人は、ほんの一握りしか存在しない。
見るだけなので、簡便な操作方法で十分なのだ。

ネット世界へのコンテンツ提供という貢献から目をそらし、一方的に情報を貰うだけに特化したデバイスの受け身姿勢は、世の中のほとんどの人の現実的な欲求にマッチしたものだということだ。
ある意味、進化どころか退化したようなデバイスのように見えるし、なにより人間自身を退化させるような気がする。
だが、人は楽な方へと流れるようにできている。見ていると、タブレット端末の選択においては、何ができるかより、どれだけ簡単で楽か。いかに横着できるかに価値があるようだ。

タブレット端末だけのことではないが、このごろ、ITは人間をダメにして、不幸にしているのではないかと思えることがある。
そんな未来は、エキサイティングというより、退屈な世界ではないだろうか。

2012年11月27日火曜日

「生き方」を読んで生きる意味がないことを再認識

先日、稲盛和夫さんという京セラの会長さんが書いた「生き方」という本を読んでみた。
著者は会社を作り上げた方なので、ところどころに企業経営者都合の考え方が見られて、少し嫌な感じがするのだが、それでも、企業経営者のような立場でなくても、読む意味のある記述はある。

読んでいて、途中までは、ああ、そうかもしれないなあ、そういう考え方もあるなあ、と思わされたりするのだが、最終的なところへ来るとわけが分からなくなる。
なぜかというと、肝心な根拠となるところに来るといつも宗教が出てきて、とたんに信憑性がなくなるのだ。宗教という確証のとれない、頭の中で創造して、どうとでも言えるようなものでは、裏付けとしては弱い。仮に宗教が実在するものだとしても、それを確かめる方法がない以上、もう、信じるか、信じないかの世界でしかない。宗教の存在に100%とは言わないまでも、せめて、かなりの「確からしさ」があってくれればと思うのだが、残念ながら、現状においてそのようなものは聞いたことがない。

宗教が存在することを示す根拠でありがちなのは、「過去数千年にわたって人類の文明はずっと神を崇め続け、今もなお続いている。それほどまでに長く続いているという歴史がある事実を考えると、神なり、宗教なりが存在すると考えるのは妥当ではないか」というようなものだ。これに対して、例えば「科学が発達していなかった時代、人間は自然の成り立ちの仕組みを知る術がなかった。それを説明する解決策として神のような存在を創りだしたのではないか。」という反論があるかもしれない。
そんなような議論になって、どちらの言い分が正しいとしても、最終的にはどちらにも決め手がない。神がいるにせよ、いないにせよ決定的な証拠がない。存在しないとは言えないかもしれないが、存在するとも言えないのだ。
そのような、どっちだか分からないことを土台にして組み立てられたものは根拠となりえない。

「生き方」という本の中では、度々宗教じみたものが出てくるので、「そんなもの、宗教を言ったらなんでもありだろう」と言いたくなる。それで、いよいよ読むのが辛くなってきた頃、ひとつ面白い部分が出てきた。
著者は、世の中、正しいことが正しくなるようになっているのではないか言う。その理由付けのひとつとして、宇宙が誕生し、人類が誕生した。その過程では稀な反応を繰り返し、生命の住む地球が生まれた。地球には数多くの生物が存在するが、ずば抜けて高度な知能を持つのは人類だけだ。そうまでに、ありえない偶然の確率を積み重ねた結果でなければ存在できない我々人類には、得体のしれない巨大な力が働いているのではないか。何かの意思がなければ、とても偶然だけでここまで来れるとは考えられない。というのだ。だから、その流れに逆らって生きようとしてもうまくいかない。なるべきことは、なるようになっている。
著者はだいたいそのようなニュアンスのことを言っていると私は受けとった。

著者の言いたいことは置いておいて、私が面白いと思うのは、これが神の存在の話だからだ。
仏像や十字架等を思い浮かべる宗教のことから、宇宙の話へは、すぐに結びつかないかもしれないが、これは広い意味での神の存在の話をしていると思う。

・・・申し訳ありません。書きかけです・・・

NEXUS 7やiPad miniの用途は?買ったほうがいいのか?

AppleのiPad mini、GoogleのNEXUS 7、Amazonのkindleに、これからMicrosoftから出るとか出ないとか。近頃、小型のタブレット端末が続々登場しています。物欲を刺激してくれる商品で、私も欲しくなってきます。
それで真剣に購入を検討しましたが、なんとか踏みとどまって、今は見送ることにしました。


なんに使う?
そもそも、こうしたタブレット端末はどうした用途に使うものなのでしょうか。
インターネットの掲示板や質問サイトでも、
「iPadを買ったのですが、何に使ったらいいですか?」
「欲しいと思っているのですが、何に使えますか?」
というような、本末転倒な、使うことではなく買うことが目的になってしまっている話を見かけます。

一般的な用途として考えられるのは
・ウェブ閲覧
・地図閲覧
・ドラマ、映画、YouTube鑑賞
・メールチェック
・電子書籍リーダー
・音楽プレーヤー
・ゲーム
他にもあると思いますが、だいたい上記のようなものではないでしょうか。
これらが、タブレット端末を用意してまでしたほうがいいことかと考えると、私は疑問に思えています。
屋内で使うならデスクトップパソコンが最強ですし、ある程度の可搬性が必要ならノートパソコンがあります。屋外で使うならスマートフォンがあります。
パソコンとスマートフォンの中間で、どっちつかずの中途半端な感じがします。

屋内でパソコンの代わりにタブレット端末を使ったとしても、画面サイズや文字入力等の操作性に制限がありますし、複数アプリケーションソフトウェアを連携して使うような複雑なことをし始めれば、はじめからパソコンを使ったほうが快適だったということになりかねません。本当に閲覧するためだけに使うのなら使えるのかもしれませんが、逆に言えば見るだけのことしかできないものとも言えます。
ウェブブラウザやアプリケーションソフトウェアを複数ウィンドウで開いて、キーボードやマウスでパッパと切り替えながら作業するようなことをしたくなってくると、タブレット端末では苦しくなって、結局パソコンに向かうという姿が予想できます。

映画やドラマを鑑賞するにも、地デジやBlu-rayといった高解像度の映像がある時代で、大小好きな画面を選べる環境があるとしたら、せっかくの楽しみをわざわざ小さい画面で見ることもありません。
タブレット端末で映像ソフトを見るとすれば、外出していて、1~2時間以上どうしてもじっとしていなければならず、他にやることがないという状況ですが、例えば新幹線や飛行機で長距離移動しているような場合くらいしか思いつきません。しかも、事前に映像ソフトを端末にコピーして用意しておかなければなりません。しょっちゅう新幹線や飛行機に乗っている人というのも、そんなに多いわけではありません。

書店で見かけた新書を電子書籍でも売っているのか探したことがあるのですが、見つからないことが多く、電子書籍はまだ充実しているとはいえないように思っています。自炊といって、買ってきた本をカットして、スキャナで取り込み、電子化した後、画面で読むようなことは、一部の人がすることで、世の中の普通の人はそんな遠回りなことをしません。
本というのは結局一回しか読まないことが多く、同時に何冊も読みません。そのとき手元に欲しい本があるとしても一冊だけです。読み終わった本を端末内に何冊も置いておけて邪魔にはなりませんが、役にも立ちません。
電子書籍のメリットのひとつに、普通に本を買うよりちょっと安いということがあります。しかし、その前に端末を購入する費用がかかっていることは忘れてはなりません。
他のメリットは、読み終わった後、本をゴミとして出す必要がない程度です。

音楽プレーヤーとしてみても、タブレット端末は過剰にでかいですし、ゲームをするにも専用機のように本格的にはいきません。

一部には、ツイッター、Facebook等のSNSに使うという人もいます。
SNSというのは、自分のしていることを他の人に伝える行為です。普通の人は自分のことを誰かに実況中継する必要はありません。学生が友達同士でしていることはあるかもしれませんが、そうした年代はタブレット端末よりスマートフォンの方に興味がありそうですし、タブレット端末を買うような金銭的余裕もないのではないでしょうか。
だいたい、現実には、インターネットで情報発信するような人というのは少数派で、普通の人はツイッターもFacebookもやりません。

仕事で使う機会も、多くは考えられません。
タブレット形状なので、打ち合わせ等で他の人と一緒に画面を見るとき便利ですが、画面サイズから考えて、大勢を相手にするのは無理です。少人数が相手ならノートパソコンでも、ひとつの画面を一緒に見ることはできます。
外出先での、スケジュール管理や資料閲覧、調べ物に使えるかもしれませんが、限界が大きそうです。私の場合なら限界の少ないノートパソコンを使います。

ハードウェアのことばっかり
ブログやYouTubeで、iPad miniやNEXUS 7についてレビューされているのをいくつも見ることができます。
そのようなものを見ていると、話題はハードウェアのことばかりです。

Retinaディスプレイでないとか、タッチのレスポンスが気持ちいいとか、触った質感がどうとか・・・
それも大事かもしれませんが、問題はそれを使ってなにができるかです。何もできないのでは、どんなに優れたハードウェアも意味がありません。

iPad miniやNEXUS 7は300g以上の重量がある上、ポケットに入れるには厳しいサイズです。単体ではWi-fiのみしか接続できなかったり、できたとしても、その端末専用のsimカードを契約するのも費用的な問題があります。それでモバイルルータを持てば重量がさらに100g程増加します。スマートフォンでテザリングしてまで使うなら、最初からスマートフォンを使えばいいことですし、画面サイズが少し大きいメリットのために、プラス300gを持つのも荷物です。

現実的な用途
現実的な用途として、タブレット端末は、トイレに入っている時、使うのが便利なそうです。

ようするに、タブレット端末の必要性といいますか、これがないとどうにもならないという絶対的な用途はありません。
はっきり言うと暇つぶしにしかなりません。
暇つぶしも立派な用途だと思いますが、タブレット端末が出番になる暇でさえ多くありません。暇があったとしても他にもっといい選択肢があるからです。

毎日の生活の中で、平日の仕事中はタブレット端末をいじって遊んでいるわけにはいきませんし、家に帰れば暇があったとしても、画面が小さく、できることに限界があるタブレット端末を選ぶとは思えません。
休日に外出するとしても、目的があって出るのであって、暇な時間を作るために出るのではありません。外出時のちょっとした隙間時間にすることならスマートフォンで十分でしょう。

タブレット端末はサイズの大きい機能限定版スマートフォンと言えそうです。
しかし、スマートフォンと比較すると、サイズが大きくて重いので日常的な持ち運びには不便です。電話ができないので、必ずしもいつも持っている必要性を感じません。機能的にみてもスマートフォンで代用できます。画面サイズが大きい等の利点はありますが、出かけているとき、それを活かすような暇はありません。出かけている時のわずかな暇時間ならスマートフォンを触っているぐらいで十分です。

タブレット端末に限らず、情報端末を使ったからといって、空腹が満たされたり、物を別の場所に移動できたりするわけではありません。
できることと言えば
・情報入手
・情報発信
・コミュニケーション
・クリエイティブなこと
・時間つぶし
・効率化で時間を作る
このうち、クリエイティブなことをしたり情報発信するのは極一部の人で、普通の人でできる能力を持っている人はいませんし、能力があってもしません。
情報を入手したり、コミュニケーションは、パソコンやスマートフォンでもできます。タブレット端末ではできないことこそあれ、タブレット端末でなければできないものがあるわけではありません。
タブレット端末を時間つぶしには使えますが、忙しい人が時間を増やす用途には使えません。

今は購入を見送り
実際は、私の場合、用途がないこともないのですが、サイズと重量から、外出時に持ち歩くのは大変なのと、スマートフォンで我慢できそうな気がしたため、まだ時期尚早と判断し、購入を思いとどまりました。
今、インターネットで購入すれば数日はかかりますし、量販店でも取り寄せになるようです。買おうかどうか悩んでいたので、即入手できていたら買ってしまっていたかもしれません。
強力に物欲をそそりますが、冷静に見れば、そんなに使うものではないと思っています。

世界一簡単なJAVA Scriptのクロージャの解説

JAVA Scriptにはクロージャと呼ばれる仕組みがあります。
このクロージャの概念を、さも難しそうに書いていたり、もったいぶって書いているウェブサイトを見かけます。
それを見て、難しいことかのように錯覚してしまうのではないかと、少し心配します。
特にWikipediaは、嫌がらせのように、専門用語と難解な表現を織り交ぜています。
私は難しいことを簡単に表現するのは好きですが、簡単なことを難しく言うのは好きではありません。
JAVA Scriptのクロージャはとても簡単なことです。どうか先入観を持たないで、どうせ簡単なことだろうと思って以下の説明を見てください。

まず、以下のようなプログラムがあります。

var a = 1;
function f1()
{
    alert(a);
}

関数f1の中で、変数aの内容を画面に表示します。当然、1と表示されます。
なんの変哲もないプログラムです。
JAVA Scriptでは関数の中に関数を書けますから、以下のようにすることができます。

function f2()
{
    var a = 1;
    function f1()
    {
        alert(a);
    }
    f1();
}

関数f2を実行したとします。
画面には1が表示されます。
f2の最後の行でf1をコールしています。そのf1の中で変数aの内容を表示しています。変数aは定義されたと同時に1に設定されていて、その後、変化させていませんから、1以外に考えようがありません。

では、もう一行追加して、

function f2()
{
    var a = 1;
    function f1()
    {
        alert(a);
    }
    a = 2;  // 1行追加
    f1();
}

このようにすると、今度は2が表示されます。
関数f1の中で参照している変数aの値は、aに2を代入した後の値が使われています。

「関数の中で、その外にある変数を参照したときには、その変数に最後に入れられた値が使われます。この仕組みのことをクロージャと言います。」
ちょっと不正確かもしれませんが、最初は、これでOKです。
変数aに1を設定した後に関数f1が記述されているので、見た目では関数f1で参照している変数aには、1が入っているように思えそうですが、実行したタイミングで入っている値が使われます。
この関数f1が、関数f2の中以外から(コールバックやメソッドとして)コールされたとしても、関数f1の変数aは関数f2の変数aに最後に代入された値が使われます。

クロージャは簡単なことです。問題はそれをどう使いこなすかです。
自然に理解するには、実際に使っていくことが必要です。
AJAXやイベント処理でのコールバック関数を使うときに、ネストした関数を使う機会があります。そうした際にあなた自身が実際にプログラムを書くことで、頭の中に根付いていくと思います。

2012年11月22日木曜日

JAVA Scriptで乱数を生成する方法

JAVA Scriptで乱数を生成するには以下の関数を使います。

Math.random()

0以上1未満の乱数を生成します。
例えば以下の様な値です。

0.7077974278643446
0.22916073686947075
0.6308448867844637
0.9701784512747522
0.5272246691342632
0.6837493834087345
0.018078986682152742
0.2173754660599847
0.528650089552011
0.567208522995788
0から99までの整数の乱数を発生させるには

Math.floor(Math.random() * 100)

のようにします。
以下のような値が得られます。

69
40
19
17
25
82
70
8
79
15

本当の禁煙方法…薬やグッズの効果、眠気等の症状を超えてメリットが…

私は20年間タバコを吸っていましたが、5年前に禁煙をはじめてから今日まで一本もタバコを吸っていません。これからも一生吸うつもりはありません。吸いたいとも思いません。
どうやったらタバコを吸わなくなれるのでしょうか。簡単なことです。吸わなければいいのです。

タバコを吸うという余計なことをやめる

まず、禁煙という言葉がよくないかもしれません。なぜなら、タバコを吸うのを禁止するというネガティブなニュアンスに聞こえるからです。
タバコを吸うのをやめるというよりは、人並みに戻るというのが正確です。衣食住のような、生きるのに必要なものではありませんし、人間にとって害になりえるものを習慣化しているというのは、不自然なことです。それをもとに戻すということです。
タバコをやめるというのは、しなければならないことや、したいことを、禁止するというのではなく、する必要がないことや、したくもないことを、しなくても良くなるというポジティブな話です。
禁じるという表現や考え方には、マイナスのことを努力して行わなければならないようなイメージを受けます。そうではなくて、今より良くなる嬉しいことをしようというのですから、むしろ、希望のある楽しみなことなのです。

タバコを吸う人は、タバコを吸うことにメリットがあるかのように言われることがあります。
・仕事の道具として
・仕事の休憩のために
・喫煙所に集まって雑談
・コミュケーションのきっかけとして
・ささやかな気晴らし
・リラックス
・ストレス解消
・ファッション

現実には、タバコを吸わずに仕事をしている人はたくさんにいますし、それが普通です。現在となってはタバコを吸わない方が圧倒的に多数派です。タバコを使うことで業務に貢献できるという状況は、一般的には認めにくいです。
気晴らし、リラックス、ストレス解消になるというのは実は逆効果です。
昔の刑事ドラマや、中学生のように、今、タバコを吸うことを誰もかっこいいとは思いません。

私がタバコを吸っていたころ、タバコを吸わない人たちを、生真面目で堅物な印象に感じていました。タバコを吸う人たちの方が、砕けた感じで接しやすいように思っていました。タバコを吸わない人は、見た目的に、子供っぽいというか、青臭く見えました。
今になって考えてみれば、人間性については偏見ですし、若く見えるのは、体が侵されていないので、顔色や肌の状態が健康だったからではないかと思います。

タバコをやめることで、タバコを吸う人を苦しめている様々な不幸を取り払うことができます。
・タバコを切らさないように、常に注意しておく必要がなくなる。
・定期的にタバコを吸う時間と場所を確保することに意識する必要がなくなる。
・口や手、服、身体中がタバコ臭くなることを心配する必要がなくなる。
・灰皿を洗うことも、灰皿周辺に散らばる灰を掃除する必要もなくなる。
・毎月、給料の一部をドブに捨てなくて済む。
・四六時中、ゴホゴホ言っていたり、咳払いをして、他人からうるさがられなくなる。
・歯が汚れなくなる。歯周病になりにくくなる。
・会議が長引いても眠たくなくなる。
・頭が悪くならなくなる。
このように、余計な手間、費用、時間をかけなくて済むようになることばかりです。
タバコを習慣化するというのは、毎日、ずっとタバコを念頭に行動する必要に縛られています。
本人はタバコを嗜んでいるつもりなのですが、実態はタバコに取り憑かれているのです。

タバコをやめれば、タバコを買う必要がなくなるので、タバコ代がかかりません。それが月に1万円であれば、給料が1万円増えるのと同じ事です。
その分を自分のための使うこともできますし、自分のためでなくても、親しい誰かが喜ぶようなことに使うことを思い描けば、タバコよりも幸せな気分になれるのではないでしょうか。

夜、風呂に入った後、タバコがなくなりそうなのに気づいて、わざわざ服を着て買いに行かなければならないとか、タバコを吸うために寒い中、窓を開けたり、ベランダに出たりとか、バカバカしいことをしなくても良くなります。

タバコを吸う人は、朝、目覚めた時や、しばらくタバコを吸っていないと、頭がぼんやりしてきます。そこで、タバコを吸えば、すっきりして目が覚めます。
なにか難しいことを考えなければならないようなとき、ついタバコに手が伸びてしまいます。タバコを吸うことで頭を活性化して、集中力を出すことができるからです。
こうした現象は、タバコを吸うことで、能力を向上させられるものだと錯覚させます。
実際は、タバコを吸っていないと、能力が低下しているのです。いつも、なんとなく眠たくて、ぼーとしていて、タバコを吸ったときだけ一時的に脳が活性化します。能力が低い位置から高い位置へ相対的に変化するものだから、タバコが能力を向上させているかのように思い違いをするのです。
タバコを恒常的に吸うことで、脳が麻痺し、タバコが入っていない時は、能力を発揮できない脳に退化し、タバコを吸ってようやく一人前に頭が働くようになります。

タバコを吸うことによるメリットとデメリットは、明らかであり、シリアスな話、どう見てもタバコを吸うことは不合理です。

禁煙方法

タバコを吸っていたころ、会社の喫煙所でよくこんなセリフを聞きました。「去年、2週間禁煙していた」「また、禁煙しようと思っている」
禁煙がイベントのようになっています。タバコをやめるのは一時的ではありません。一生するものです。正確には、するのではなく、しなくするものです。禁煙するのではなく、タバコを吸うという余計なことをしないようにするということです。
一生、禁煙しつづけて苦しまなければならないのではなく、タバコの呪縛から解き放たれて、これからの一生を楽に過ごせるということです。

ほとんどの人は、禁煙は難しいとか、苦しいかのようにマインドコントロールされています。
薬やグッズを使って禁煙しなければならないかのように勘違いしています。
体内のニコチンを少しずつ減らしていき、徐々に慣れさせていくと言えば、いかにももっともらしいですが、そんなことする必要ありません。
特別に何かを使ったり、やったりすることで、禁煙しようとしますが、反対です。なにもしなければいいのです。
噂や固定観念のような思い込みに左右されず、ただ素直に吸わなければいいだけのことです。

禁煙を思い立ったら、残ったタバコもライターも灰皿も、もういらないので、捨てるか誰かにあげてください。

禁煙をはじめたとします。
すると、2時間くらいで、タバコを吸わなければならないような気がしてきます。
この段階は無視をすれば大丈夫でしょう。
数時間経過すると、口の中に違和感が出てきます。口の中がタバコの煙で汚されておらず、いつもと違う状態になるからです。長年汚れ続けていたのが変化したのですから、敏感な口中は、当然、その変化を察知するでしょう。ここで、やっぱりおかしくなってきたからダメだ。というのは都合のいい言い訳にできますが、違和感があるだけで、痛みや苦しさがあるわけではありません。今後、汚れ続けていた口の中が、少しずつ綺麗に戻っていくのです。

さらに、脳に違和感を感じるようになります。
ぼんやりとして、眠たくなるのです。
そのようにタバコがないと、普通にしていられない脳に退化しているのです。
ここから数週間から数ヶ月かけて、この眠気との戦いになります。はっきり言って仕事に支障がでかねない程、眠たいです。夜早く寝ても、それでも昼間眠たいです。
退化しきった脳はすぐに元に戻りません。

数ヶ月経つと、あまりにもゆっくりな変化なので気付きませんが、脳は正常な状態に戻ってきています。
1~2年経過すれば、眠気もなくなり、健常者と同じようになります。

そうなると、タバコを吸っている人が、頭が悪そうに見えることでしょう。
なにせ、タバコを吸っていた経験があるわけですから、タバコを吸う人の立場を知っています。
タバコをやめない人が、タバコをやめた人に対して、タバコを吸うもっともらしい理由を言っても、分かりきったことですから、言い訳にしか聞こえません。

タバコをやめると食事が美味しくなるという話があります。私は、残念ながらそのようには感じませんでした。
仮においしくなったとしら、今度は太る心配が出てきそうですが、これも簡単なことです。食べなければいいだけです。
私はダイエットの経験もあるので知っています。本当に食べなければいいだけのことです。正確には「余計なものを」食べなければいいのです。
まあ、でも、タバコをやめて食事がおいしくなったとしたら、まずは、その幸せを楽しむのもいいでしょう。

VAIO duo 11のキャリングケース(VGP-CK1)は早く安く購入できる

VAIO duo 11を発注しましたが、納期が一ヶ月かかるのでまだ届いていません。その間に、キャリングケース(VGP-CK1)を購入しておきました。
ソニーストアでは3,980円ですが、Amazonでは3,618円と少し安めでしたのでそちらで購入しました。Amazonではタイミングによっては安く購入できることがあるようです。楽天でも売っていますが、送料がかかる分、そんなに安くなりません。
Amazonに在庫があったので、注文した翌々日にはコンビニで受け取ることができました。


ビニールのパッケージに入っています。


表面はゴムのような質感です。
色が黒っぽいのでホコリがつくと目立つこともあって、汚れやすいです。
スリムでスタイリッシュな代わりに、カバーで覆っているだけのものですから、クッション性はあまり期待できなさそうです。
フレームも入っていませんから、強度という意味でも期待できません。
傷や汚れから守ってくれるというものだと思います。


VAIOのロゴが輝きます。
こういうのが嬉しかったりします。


デジタイザースタイラス(ペン)は横に収納できます。


重量は約260グラムでした。本体と合わせると約1.5キログラム程度になりそうです。
携帯性も求められるノートパソコンですから、軽い方がありがたいのですが、ゴムっぽい素材が重くなっているような気がします。

まだ肝心の本体が届いていないので、ケースだけあっても意味ありません。
準備する時間が十分あると考えることにしましょう。

ソニー(VAIO) VAIO Duo 11用キャリングケース VGP-CK1

2012年11月21日水曜日

驚くほどホコリが取れる掃除機のアイディア

掃除機なんて普通に機能さえしてくれれば、別にどんなものでもいいのだが、あまりに古くなってくると経年で傷んできて、やむにやまれず買い換えざるを得なくなる。これまで10年数年使ってきた掃除機のホースがボロボロになってしまい、それでも粘って使っていたが、もうホースがぺしゃんこに潰れるようになって、吸引力が激減してしまった。なるほど、掃除機のホースには、どれもぐるぐるの金属が入っているのは、吸い込む時にぺしゃんこに潰れないようになっているのか。
なんてことに感心している場合ではなく、さっそく家電量販店に代替を見に行ってみれば、棚のこっち側がサイクロン式、向かい側に紙パック式がずらりと並んでいる。
サイクロン式の一角では、まるでエンジンのシリンダーかなにかのように円柱状の突起がボディを覆っているメカメカしいデザインの、あのダイソンが目立つ。価格はプレミアム級。なるほど、こうして付加価値を高めれば商品は高く売れるもんだなあと関心しつつ、新品は綺麗だけど、デコボコボディのすき間にホコリが堆積してすぐ古臭くなりそうだし、サイクロンは手入れが面倒くさそうで、こんなの買ったら大損(だいそん)?だ、と思いながら、スルーする。

掃除機にこだわりはない実利主義の私は、ダイソンとは正対称する位置で箱積みされている紙パック式のセール品を見つけた。三菱電機製でおそらく旧機種の在庫処分品だと思う。そのまるっこい形状は、引っ張りまわしたときに引っかかりにくく、汚れたら雑巾で拭きやすい表面。左手に掃除機本体を持って、右手にホースを持つ家具掃除スタイルで使用するときは、その軽量性が助けになる。普段は部屋の隅にコンパクトに立てておけ、いざ掃除をしようと思いたったら、即座に出動できる。そして、値段はダイソンの数分の一、1万2千円ちょっと。

一般的なものの見方をすれば、どこにでもありそうなたいしたことのない掃除機だが、私は流行やプレミアム感にだまされない賢い選択だと考える。
実際、部屋の掃除に問題なく働いてくれている。

この掃除機に一番感心したのは、持ち手の位置にブラシが付いていることだ。

普段はこのように、しまっておくのだが、


必要なときは、回転して、このようになる。


これでホコリのたまった家具をサッとなぞれば、ご想像通り!ブラシでなぞられたホコリは、舞い上がる暇もなく、即刻、掃除機の中に吸い込まれていき、なぞった後はホコリが一掃されている。
普通、ホコリの乗ったところというのは、掃除機の吸引力だけで吸い上げようとしても、全部吸い込めない。だが、ブラシでなぞられれば、ホコリは払いあげられざるをえない。
ぞうきんでホコリを拭きとるのはいい方法だが、拭いた雑巾が汚れるので、何度も水で洗わなければならない。そうまでして拭いても、どうせすぐにホコリが乗ってくる。ならば、楽で簡単にできることの方が効率的だ。
ブラシはようするに毛だ。表面の凹凸をいなしつつ、隙間へ届く。濡れたぞうきんで拭きたくないものでもOKだ。本の上、電化製品、カーテンレール等、あらゆる場所に対応できる。

この掃除機のブラシのアイディアは、安っぽくて、高度なテクノロジーではないし、あまりにささやかだが、絶大な効果に感動した。

掃除機にブラシがくっついていること自体が便利なことなのだが、原理としては小型のブラシでホコリを払いつつ吸い込めばいいのだから、ホームセンターあたりで、似たようなブラシを見つけてきて、同じ効果を得られるように工夫すれば、今、あなたが使っている掃除機でも似たような使い方ができるかもしれない。

2012年11月20日火曜日

クレーンゲームの攻略法 コツや技等の取り方が実際に通用しない理由

先日、大型スーパーのゲームセンターの前を通りかかったとき、長いチップスター(筒状の容器に入ったスナック菓子)が落ちそうに置いてあるクレーンゲームが目に入って、ちょっと見ていたのだが、結局やらなかったものの、どうやったら落ちるのだろうかと眺めて考えていた。
普通に考えて上からクレーンで掴み上げようとしても失敗するようになっているに違いない。するとクレーンで何度も掴みかけては落としを繰り返し、微妙に転がしていくしか方法がないのかもしれない。それでは何百円もかかるなあ。と思ったところで、ヤル気を失った。

昔、こういのをやったことがあるときは、クレーンの腕が商品の下側に入って閉じて商品を持ち上げるのではなく、商品の上をなぞって閉じたり、思ったとおりに動かないようになっていてインチキくさかったことがある。
YouTubeのクレーンゲームの動画を一時停止したりして見ていると、クレーンの左右の腕の閉じるタイミングが異なることがあるのが分かる。クレーンの左腕の下に商品があるときは、右腕だけが閉じて左腕は閉じない、上に上昇しはじめてから左腕も閉じ始めることで、上をなぞるだけで商品を動かさないようになっている。クレーンの右腕の下に商品があるときはその逆になる。クレーンの真下にあるときもそれに応じた取れない動きになっていることだろう。センサーが装備されていて、取れないようにうまく作られているのだ。
クレーンの腕でつかもうとしたらまず取れないし、それ以外の方法を考えても一回や二回では難しい。

現在のクレーンゲームは、商品を取り出された回数やゲーム回数をカウントしていて、アームの強度を動的に変化させる等、難易度がコントロールされるようになっている。
これは、商品を取れないようにしているのではなく、ずっと商品を取れない人のために難易度を下げるためのものであるという建前になっている。
ただ、どうしても中の商品が欲しくて何回もやっている人ばかりではないし、もともと何百円も入れるつもりでしているとは限らない。数百円程度で買えるチップスターのために、何千円も使おうという人はいない。そんなことなら、むしろ難易度固定で取れない方が、取れないゲームというレッテルが貼られるて客足が遠のくことで、長期的、全体的には、ゲームが公正にならざるをえなくなるのでいいのではないかとすら思える。
客は、難易度が変化するとは知らない人がいるし、ゲームメーカーもそのことを堂々と掲示したくはないだろう。
単純にアンフェアだし、はっきり言うと勘違いしている人を騙しているのだ。今、まさにゲームをプレイしている人に対して、現在、難易度6の状態なので難しいですよ。あと500円使えば、難易度が2くらいまで下がるので、取れると思いますよ。と、正直に言ったとしたら、プレイヤーは興ざめだろう。だから、それは意識せずにやってもらわなければならないことで、言葉の定義付けや法的な問題はどうか知らないが、少なくともプレイヤーが当然に想像する現象とは異なる動作をしているのだ。

だが、ゲームメーカーもゲームの店舗も、商売でやっている。持っていかれる以上に儲けなければ意味がない。
店としても、ある程度は持っていってもらったらいいだろうが、それは収益が得られての話だ。
こうしてあなたが遊べるのは、このゲーム機を維持する費用を得られる仕組みになっているからですよ。というのが店の言い分だろう。それに対し、客側としては騙されるような気持ちになってまでは、ゲームをやりたくないとか、人を勘違いさせるようなゲームなら、どうぞ撤去してください。と答えるのかもしれない。

そんなふうに、このクレーンゲーム。考えれば考えるほどしらけてくる。
クレーンを動かしてドキドキする時間を楽しむゲームと考えればいいのだが、そのわずかなドキドキの対価に100円というのは、なかなかラグジュアリーだ。

値段の高い評判のロゼッタストーンをやるワケ

相変わらずロゼッタストーンで英会話を続けています。
ロゼッタスーンの世界は、いいことも、もう少しと思うこともありますが、それも慣れてしまって淡々と進んでいます。

・スタジオが25分化してひと月
先月、スタジオが25分化し、それにともない変更となった予約画面をしばらく使ってきましたが、やはり、使いにくくなったように思います。
新しい予約画面
選択したレベル、ユニットの空きスタジオをひとつのリストとして表示するため、俯瞰的かつ視覚的に見ることができません。
以前のような一週間分の空きスタジオを表形式で見られる方が、全体像がつかみやすいです。
先日、夜の予約をしたつもりが、朝の予約になっていて気づかず、結果的に無断欠席をしてしまいました。午前と午後の表示を見落としていたためです。
プリファレンスを変更して24時間表示にしたため、もう同じ失敗をしないと思いますが、標準設定のままでは、間違えやすい予約画面のような気がします。プリファレンスの時刻の形式を変更

25分になったことで、50分の時より予約が取りやすくなるかと思いましたが、まだ、そのようになった実感はありません。
私はアメリカ英語版ですが、当日は空きがありませんし、翌日もほとんど残りません。50分のときと同様、結局二日以上先を予約するスタイルは代わりません。土日についても、50分の時と同様で、すぐに埋まってしまいます。
予約の取りやすさよりは、スタジオ出席者の人数の方に変化があるような気がします。
50分のときはマンツーマン率が7%だったのに対し、25分になってからは21%に増えました。スタジオでの出席人数の平均は50分だと2.87人でしたが、25分では2.52人です。
レベルや時期が異なるので単純な比較はできないものの、スタジオ出席人数が減少している傾向が見られます。
人が分散して、出席人数が減ったということかもしれません。

ロゼッタスーンのスタジオは、予約が2つまでできます。2日先を予約できるということは、1つ終わった直後に次を予約することで、平日に限って言えばなんとか毎日スタジオを受けることはできそうです(ロゼッタスーン社が、そのように調整しているということかもしれませんが)。
実際、私は、25分でお手軽になった分、スタジオの予約ペースが増加しています。

・レベルが上がると話し方が速くなる
ロゼッタスーンをはじめたころ、上のレベルが遠い存在に感じていました。気がつけば、いつの間にか私がそのレベルに到達しています。
レベルの高いスタジオを受けると、コーチのスピーキングが速くなっている気がします。「ワッチャホビー」(What's your hobby?)みたいにはじめて言われたときは、頭の中が真っ白になりかけました。これもまた、少しずつ現実的な言い方に近づけてくれているのだろうと前向きにとらえることにしています。
英会話の練習は失敗や無念さの連続で、それを避けて通れないのが現実です。これから、英語を理解したい、英会話をはじめたいという人がいたとすれば、一番重要なのは、文法や語彙ではなく、失敗することを認め、失敗しなければならないことを理解することではないかとすら思っています。
私がこれまでロゼッタスーンのスタジオの中で犯してきた失敗の数々は、数百という単位におよぶと思います。正当な代金を支払っているからと言えばそうですが、こんな人にも根気よく相手をしているコーチには、ありがたいことだと思います。

・ストーリーの朗読が難しい
ロゼッタスーンが4.5にバージョンアップした際に、ストーリーを朗読する機能が追加されました。
表示されている文章を読みあげると、音声解析して、うまくできているか判定してくれるものです。
OKの時は、右側のアイコンがグリーンになり、良くない時はオレンジ色になります。


ときどきやっているのですが、難しいですね。コレ。
少し前に見つけたコツは「流暢に喋る」ことです。丁寧に喋ることよりも、なめらかに喋ると通りやすいようです。
高いレベルのストーリーでは、右側のアイコンがなかなかグリーンになってくれません。通らなくて何度も挑戦していると、なぜか、やればやるほど、通らなくなっていきます。疲れて口が回らなくなるのかもしれません。

何か理由でもなければ、しつこく朗読を繰り返す練習なんてしませんから、このストーリーの朗読機能というのは、疲れるほど英語の発音トレーニングをさせられているわけで、発音練習の効果は高いということになるのでしょう。


ビジネス英語にもロゼッタスーンを英会話スクールとしていかがでしょうか。

2012年11月13日火曜日

VAIO Duo 11の価格とスペック 納期が一ヶ月もかかるのかあ

仕事とモバイル用途にIBMのThinkPadというノートパソコンを使っていたのだが、これを買ったのはもうかれこれ10年も前になる。当時勤めていた会社で年に一度のわずかなボーナスをはたいて買ったあの日から、もうそんなに経つのか…。
当時は、Windows XPが登場した頃で、OSをWindows 2000とWindows XPのどちらかから選択できた。いまでこそWindows XPのことを特別に重たいOSとは思わないが、当時はLunaスタイルと呼ばれる画面デザインへ変更されたことで、XPは重たいという印象を持たれていた。
私が購入したThinkPadはWindows XPモデルで、当時のスペックのノートパソコンには、やっぱり重すぎた。それで最近のThinkPadの使い方は、リモートデスクトップ経由でデスクトップパソコンにつなげるための単なる端末のようになっていた。ThinkPadそのものは遅すぎるので、実際はリモート先の速いパソコンを使っていたのだ。
無線LANを内臓していないモデルだったので、USBの無線LANアダプタを付けて使っていた。その無線LANも、先日から、数分程度で切断されるようになってきた。無線LANアダプタを変えても、アクセスポイントを変えても同じように切断されるので、ThinkPadに問題があると思われる。
今の時代、ノートパソコンで無線LANが使えないのは、致命的だ。これが買い替えを決断するトドメとなった。

ちょうどWindows 8が発売されたところなのでいいタイミングかもしれない。
Lenovo、TOSHIBA、DELL、富士通、NEC等、各メーカーのラインナップから候補を洗い出す作業にかかる。
購入前にあれこれ調べて吟味するというのは、これまで何か高価な物を買おうとするたびにやってきたことで、楽しいというより、今ではもう面倒くさく感じる。

最終的にソニーのVAIO Duo 11が選ばれた。

CPU、カメラ、SSD、Windows 8 Pro等のオプションをオーダーメイドで選択でき、不足するものはない。
この機種ならではのアドバンテージは、画面解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)で、有線LANポートを備えており、スペックのわりに約1.3kgと少し軽量なことだ。
仕事で使う上で、有線LANは無いと困ることがありそうだから、結構大きいと思う。
私がオーダーメイドした内容では、キャンペーン価格も加味して約12万5千円になった。

Windows 8のタッチ操作に対応するため、ディスプレイはタッチパネルになっている。
タブレット端末のような板状の形状と、キーボードを使えるノートパソコンのような形状に変形でき、用途に応じてスタイルを選択できる。
車内等の屋外で使うときはもちろん、屋内でもサッと素早く使いたい時には、タブレットのタッチ操作は便利になりそうだ。

私の用途は、仕事の外出用、無駄な会議中の暇つぶし、サーバー管理、英語の勉強といったようなことだ。
ノートパソコンでは不足する作業はリモートでデスクトップパソコンを使うことになるだろう。

いいノートパソコンなのだが、その分大人気のようで、納期が1ヶ月もかかる。近所の電器店で聞いても同じような状態だ。
商品もないのにテレビCMまでやっているのは少々閉口してしまった。

2012年11月1日木曜日

Windows Server 2008でインターネットオプションのセキュリティレベルを変更する方法

Windows Server 2008のIEは初期設定だと、ウェブサイトをまともに表示できません。
インターネットゾーンのセキュリティのレベルが高く設定されていて、.NET FrameworkやActiveXコントロール、JAVAスクリプトまで無効になっています。ファイルのダウンロードすらできず、初期インストール時にデバイスメーカーのサイトからドライバーをダウンロードすることができず困ってしまいます。

IEのインターネットオプションでセキュリティレベルを変えようと思ってもスライダーが固定されていて、動かせません。それで「レベルのカスタマイズ」をクリックしてひとつひとつの項目を有効にしていってもいいのですが、スライダーを動かせれば問題ありません。
スライダーが動かない!

スライダーを動かせるようにするには「サーバーマネージャー」を使います。
Windows Server 2008 R2ならタスクバーのスタートボタンの右にあるアイコンで起動できます。
起動して表示されているページから「IE ESC の構成」をクリックします。

「Internet Explorer セキュリティ強化の構成」ダイアログで「Administrators グループ」「Users グループ」の設定を「オフ」に変更します。


IEを起動すると「警告: Internet Explorer セキュリティ強化の構成が有効になっていません」と書かれたされたページが表示されます。


インターネットオプションを見ると、スライダーを動かせるようになっています。


やっとまともにウェブブラウジングできるようになりました。