2012年11月1日木曜日

Windows Server 2008でインターネットオプションのセキュリティレベルを変更する方法

Windows Server 2008のIEは初期設定だと、ウェブサイトをまともに表示できません。
インターネットゾーンのセキュリティのレベルが高く設定されていて、.NET FrameworkやActiveXコントロール、JAVAスクリプトまで無効になっています。ファイルのダウンロードすらできず、初期インストール時にデバイスメーカーのサイトからドライバーをダウンロードすることができず困ってしまいます。

IEのインターネットオプションでセキュリティレベルを変えようと思ってもスライダーが固定されていて、動かせません。それで「レベルのカスタマイズ」をクリックしてひとつひとつの項目を有効にしていってもいいのですが、スライダーを動かせれば問題ありません。
スライダーが動かない!

スライダーを動かせるようにするには「サーバーマネージャー」を使います。
Windows Server 2008 R2ならタスクバーのスタートボタンの右にあるアイコンで起動できます。
起動して表示されているページから「IE ESC の構成」をクリックします。

「Internet Explorer セキュリティ強化の構成」ダイアログで「Administrators グループ」「Users グループ」の設定を「オフ」に変更します。


IEを起動すると「警告: Internet Explorer セキュリティ強化の構成が有効になっていません」と書かれたされたページが表示されます。


インターネットオプションを見ると、スライダーを動かせるようになっています。


やっとまともにウェブブラウジングできるようになりました。