2017年6月9日金曜日

加計学園問題で再調査するようだが、菅官房長官ショボボーン必至か

加計学園の問題で、やっと再調査をはじめるということになったようだ。私は記者でもなければ、プロのライターでもない単なる一個人にすぎず、単なる一個人が好きなことを書いているブログに過ぎないので、言いたいことを言えるわけだが、とにかく見ていて痛々しい。その最たるものが菅官房長官だ。今までずっと再調査をしないと言ってきていたわけだが、その再調査をしない理由は文書の出所が不明だからというものだ。元事務次官が証言をしていて、現役の職員の中からも文書が存在するとの情報が報道され、実際に公表されたメールの内容や宛先等からも信憑性があるものであることは誰でも分かる。常識的に考えて、文科省内部に実在する可能性がかなり疑わしいものであって、出所が不明どころか、むしろ出所は明らかだ。文科省の中のパソコンやサーバーを調べればほぼ確実に出てくることが分かっているこの段階において、出所が不明というのは再調査をしない理由になっていない。そら出所を調べないんだから、出所は不明なままという、しょうもないトンチ問答だ。

この再調査で、おそらく文書が発見されるだろうが、そうしたら菅官房長官はどう言うつもりだろうか、これだけ散々ごまかし続けておいて、もはや何を言っても彼の言葉には説得力がない。なんの関係もなく、公共性もないし、興味もない一個人が風俗店に行ったという、聞いてもいない取るに足らない話を持ち出してきて、元事務次官の証言の信憑性を棄損しようとがんばっていたが、信憑性が棄損されたのは、他でもないそうした意図を完全に見透かされた言っている張本人の方である。新聞社とグルになってスキャンダルをほじくり返してきて、告発者への攻撃心むき出しになってどや顔していたが、あまりにも分かりやす過ぎて恥をかいただけである。

そうかといって文書が発見されなかったということにでもなったら、それこそ大炎上になるだろう。もう存在することは誰も分かっているのだから。

どのような展開になるか分からないが、今後のこともあるので、こうした低次元の話ではなく論理的思考力を持った人が国を動かすようになって欲しいので、メディアの記者のみなさんにはがんばっていただきたいという気がする。