2012年11月27日火曜日

NEXUS 7やiPad miniの用途は?買ったほうがいいのか?

AppleのiPad mini、GoogleのNEXUS 7、Amazonのkindleに、これからMicrosoftから出るとか出ないとか。近頃、小型のタブレット端末が続々登場しています。物欲を刺激してくれる商品で、私も欲しくなってきます。
それで真剣に購入を検討しましたが、なんとか踏みとどまって、今は見送ることにしました。


なんに使う?
そもそも、こうしたタブレット端末はどうした用途に使うものなのでしょうか。
インターネットの掲示板や質問サイトでも、
「iPadを買ったのですが、何に使ったらいいですか?」
「欲しいと思っているのですが、何に使えますか?」
というような、本末転倒な、使うことではなく買うことが目的になってしまっている話を見かけます。

一般的な用途として考えられるのは
・ウェブ閲覧
・地図閲覧
・ドラマ、映画、YouTube鑑賞
・メールチェック
・電子書籍リーダー
・音楽プレーヤー
・ゲーム
他にもあると思いますが、だいたい上記のようなものではないでしょうか。
これらが、タブレット端末を用意してまでしたほうがいいことかと考えると、私は疑問に思えています。
屋内で使うならデスクトップパソコンが最強ですし、ある程度の可搬性が必要ならノートパソコンがあります。屋外で使うならスマートフォンがあります。
パソコンとスマートフォンの中間で、どっちつかずの中途半端な感じがします。

屋内でパソコンの代わりにタブレット端末を使ったとしても、画面サイズや文字入力等の操作性に制限がありますし、複数アプリケーションソフトウェアを連携して使うような複雑なことをし始めれば、はじめからパソコンを使ったほうが快適だったということになりかねません。本当に閲覧するためだけに使うのなら使えるのかもしれませんが、逆に言えば見るだけのことしかできないものとも言えます。
ウェブブラウザやアプリケーションソフトウェアを複数ウィンドウで開いて、キーボードやマウスでパッパと切り替えながら作業するようなことをしたくなってくると、タブレット端末では苦しくなって、結局パソコンに向かうという姿が予想できます。

映画やドラマを鑑賞するにも、地デジやBlu-rayといった高解像度の映像がある時代で、大小好きな画面を選べる環境があるとしたら、せっかくの楽しみをわざわざ小さい画面で見ることもありません。
タブレット端末で映像ソフトを見るとすれば、外出していて、1~2時間以上どうしてもじっとしていなければならず、他にやることがないという状況ですが、例えば新幹線や飛行機で長距離移動しているような場合くらいしか思いつきません。しかも、事前に映像ソフトを端末にコピーして用意しておかなければなりません。しょっちゅう新幹線や飛行機に乗っている人というのも、そんなに多いわけではありません。

書店で見かけた新書を電子書籍でも売っているのか探したことがあるのですが、見つからないことが多く、電子書籍はまだ充実しているとはいえないように思っています。自炊といって、買ってきた本をカットして、スキャナで取り込み、電子化した後、画面で読むようなことは、一部の人がすることで、世の中の普通の人はそんな遠回りなことをしません。
本というのは結局一回しか読まないことが多く、同時に何冊も読みません。そのとき手元に欲しい本があるとしても一冊だけです。読み終わった本を端末内に何冊も置いておけて邪魔にはなりませんが、役にも立ちません。
電子書籍のメリットのひとつに、普通に本を買うよりちょっと安いということがあります。しかし、その前に端末を購入する費用がかかっていることは忘れてはなりません。
他のメリットは、読み終わった後、本をゴミとして出す必要がない程度です。

音楽プレーヤーとしてみても、タブレット端末は過剰にでかいですし、ゲームをするにも専用機のように本格的にはいきません。

一部には、ツイッター、Facebook等のSNSに使うという人もいます。
SNSというのは、自分のしていることを他の人に伝える行為です。普通の人は自分のことを誰かに実況中継する必要はありません。学生が友達同士でしていることはあるかもしれませんが、そうした年代はタブレット端末よりスマートフォンの方に興味がありそうですし、タブレット端末を買うような金銭的余裕もないのではないでしょうか。
だいたい、現実には、インターネットで情報発信するような人というのは少数派で、普通の人はツイッターもFacebookもやりません。

仕事で使う機会も、多くは考えられません。
タブレット形状なので、打ち合わせ等で他の人と一緒に画面を見るとき便利ですが、画面サイズから考えて、大勢を相手にするのは無理です。少人数が相手ならノートパソコンでも、ひとつの画面を一緒に見ることはできます。
外出先での、スケジュール管理や資料閲覧、調べ物に使えるかもしれませんが、限界が大きそうです。私の場合なら限界の少ないノートパソコンを使います。

ハードウェアのことばっかり
ブログやYouTubeで、iPad miniやNEXUS 7についてレビューされているのをいくつも見ることができます。
そのようなものを見ていると、話題はハードウェアのことばかりです。

Retinaディスプレイでないとか、タッチのレスポンスが気持ちいいとか、触った質感がどうとか・・・
それも大事かもしれませんが、問題はそれを使ってなにができるかです。何もできないのでは、どんなに優れたハードウェアも意味がありません。

iPad miniやNEXUS 7は300g以上の重量がある上、ポケットに入れるには厳しいサイズです。単体ではWi-fiのみしか接続できなかったり、できたとしても、その端末専用のsimカードを契約するのも費用的な問題があります。それでモバイルルータを持てば重量がさらに100g程増加します。スマートフォンでテザリングしてまで使うなら、最初からスマートフォンを使えばいいことですし、画面サイズが少し大きいメリットのために、プラス300gを持つのも荷物です。

現実的な用途
現実的な用途として、タブレット端末は、トイレに入っている時、使うのが便利なそうです。

ようするに、タブレット端末の必要性といいますか、これがないとどうにもならないという絶対的な用途はありません。
はっきり言うと暇つぶしにしかなりません。
暇つぶしも立派な用途だと思いますが、タブレット端末が出番になる暇でさえ多くありません。暇があったとしても他にもっといい選択肢があるからです。

毎日の生活の中で、平日の仕事中はタブレット端末をいじって遊んでいるわけにはいきませんし、家に帰れば暇があったとしても、画面が小さく、できることに限界があるタブレット端末を選ぶとは思えません。
休日に外出するとしても、目的があって出るのであって、暇な時間を作るために出るのではありません。外出時のちょっとした隙間時間にすることならスマートフォンで十分でしょう。

タブレット端末はサイズの大きい機能限定版スマートフォンと言えそうです。
しかし、スマートフォンと比較すると、サイズが大きくて重いので日常的な持ち運びには不便です。電話ができないので、必ずしもいつも持っている必要性を感じません。機能的にみてもスマートフォンで代用できます。画面サイズが大きい等の利点はありますが、出かけているとき、それを活かすような暇はありません。出かけている時のわずかな暇時間ならスマートフォンを触っているぐらいで十分です。

タブレット端末に限らず、情報端末を使ったからといって、空腹が満たされたり、物を別の場所に移動できたりするわけではありません。
できることと言えば
・情報入手
・情報発信
・コミュニケーション
・クリエイティブなこと
・時間つぶし
・効率化で時間を作る
このうち、クリエイティブなことをしたり情報発信するのは極一部の人で、普通の人でできる能力を持っている人はいませんし、能力があってもしません。
情報を入手したり、コミュニケーションは、パソコンやスマートフォンでもできます。タブレット端末ではできないことこそあれ、タブレット端末でなければできないものがあるわけではありません。
タブレット端末を時間つぶしには使えますが、忙しい人が時間を増やす用途には使えません。

今は購入を見送り
実際は、私の場合、用途がないこともないのですが、サイズと重量から、外出時に持ち歩くのは大変なのと、スマートフォンで我慢できそうな気がしたため、まだ時期尚早と判断し、購入を思いとどまりました。
今、インターネットで購入すれば数日はかかりますし、量販店でも取り寄せになるようです。買おうかどうか悩んでいたので、即入手できていたら買ってしまっていたかもしれません。
強力に物欲をそそりますが、冷静に見れば、そんなに使うものではないと思っています。

0 件のコメント:

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...