2011年12月1日木曜日

so-netモバイル3Gの使用感 実測値 ぷららと比較

so-net モバイル 3G」というNTT docomoのFOMA回線を使用した通信サービスを利用している。
下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsで、月額2,770円 + ユニバーサルサービス料7円 + モバイルコース月額210円 = 2,987円となる。
初期費用3,150円と初月分は無料になるキャンペーンで申し込みをした。

Xperiaやタブレット端末、ノートPCの対応機器であれば、そのまま使えるが、それ以外の場合はモバイルルータを使う。
私はNTTの光ポータブルを利用している(今は、日本HPのモバイルWi-Fiルーターを14,800円(キャンペーン価格)で購入する方法もある)。
光ポータブルはすでにNTTの光接続サービスを契約している場合、月額315円で使うことができる。
つまり、so-netに支払う2,987円 + NTTに支払う315円 = 3,302円がトータルの月額になる。

so-netもNTTも両方、2年縛りがあって、解約に費用がかかるので注意したい。
また、so-netのsimカードはすぐに送られてくるが、NTTの光ポータブルはルータが届くまでに数週間かかる。

plalaでも似たようなサービスとして「ぷららモバイル」というのをやっている。下り最大1.5Mbpsと少し通信速度が遅いが、転送量制限がない。
その他の選択肢として、WiMAXやe-mobileがあったが、エリアの広さが決めてでNTT docomoとなってしまった。
WiMAXやe-mobileの主な提供エリアである都市部なら、公衆無線LANサービスを探す手もあるのだが、肝心な地方に行った時に困ることになる。その可能性もある私の場合、どうしてもエリアが広くなくてはならない。

通信速度は測定するサイトや時間帯にもよるが、最大2Mbps程度、低い時は700kbps程度出ていた。
光ポータブルとパソコン間はWi-Fiで54Mbpsまで使えるのだが、実は光ポータブルのルーターの3G側が7.2Mbpsまでしか対応していないので、14Mbpsはどっちみち出ないとしても、7.2Mbpsで頭打ちとなる。

so-netモバイルはとてもいいサービスに思えるのだが、最大の難点は通信速度制限だ。
「3日間の合計通信量が、150万パケット(192Mバイト相当)に達した場合、通信速度を制限する場合があります。」
という注意事項だ。
まだ、150万パケットを超える転送量を使ったことはないと思うので、実際どうなるのか分からないが、どうもかなり速度が落ちるのではないかというウェブ上の情報がある。しかも「通信速度を制限する場合がある」というよりは「本当に通信速度を制限する」が実際の運用っぽい。
また、現在どこまでパケットを使ったかを確認するためのウェブページも用意されていない。光ポータブルのルーターに通信パケット数を表示する機能があるが、これが3Gのパケット数か、TCP/IPのパケット数を表すのかは分からない。
3日で150万パケット、1日50万パケットという量が微妙だ。動画は怖くて見られない。

光ポータブルのルーターが7.2Mbpsまでだし、実測値も高くて2Mbpsということを考えれば、最大1.5Mbpsとはいえ、転送量制限のないぷららモバイルにしておけば良かったような気がする。ただ解約料がso-netの9,975円に対して、ぷらら15,750円と少し高い。だが、ぷららは2年経過すると解約料がなくなるので、どうせ2年は使うだろうし、その先のことも考えると、やはり、ぷららモバイルの方がよさそうだ。
ぷららモバイルの実測値が分からないのでなんとも言えないが、もしも1Mbps近く出るのであれば、それで良いかもだ。

私の場合は、長時間だらだら使うというよりは、短時間にサッと使うことが多いと思うので少しでも早い方がいいのはいい。また、ノートパソコンをずっと起動しっぱなしだとしても、自動通信しているのはメールチェッカーくらいで、他に勝手にアップデートチェックするようなものがあったとしても、それほどの転送量はないと思う。私の使い方であれば、たぶんso-netでも大丈夫だろう。
転送量制限が現実のものになって困ることがあるまでは、このまま使い続けようと思うが、2年後には解約しそうな気もする。その後また2年縛りが始まるからだ。さすがに4年後はモバイル環境が様変わりしているのではないだろうか。

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