2011年11月22日火曜日

MySQL5.5.17 + Research Artisan Lite

以前、CentOS5.6とMySQL5.1の環境でResearch Artisan Liteというアクセス解析を使わせていただいていたのだが、サーバーがクラッシュして再インストールしなおした際、ついでにとCentOS5.7+MySQL5.5.17にバージョンアップしたところ、Research Artisan Liteの設定ができなくなってしまった。

最初のインストール後の設定画面でデータベースの設定をした後、
赤色で「入力内容に誤りがある為、データベースに接続できません。」
と表示される。

Research Artisan LiteはまだMySQL5.5に対応していないらしい。
「ra_core」ディレクトリの中の「*.sql」ファイルから「TYPE = INNODB」や「TYPE = MYISAM」と書かれている場所をgrepで検索して、「TYPE」を「ENGINE」に書き換えることで動くようになるらしい。
MySQLがバージョンアップして構文が変わったのが原因だ。
全部で19個のSQLファイルを書き換えたところ、無事設定することができた。

私はResearch Artisan Liteの他、Google Analyticsも併用している。
セキュリティやプライバシーの問題からだと思うが、Google Analyticsではアクセス元のIPアドレスを見ることや、個別のサイト訪問者のユーザーエージェントやページ閲覧履歴を追跡することができない。
サイト運営者としては、時には個別のユーザーの動向を調査したいことがあるので、これでは不便だ。
サイト閲覧者の利益は重要であるが、閲覧者がサイトを利用できるのは、サイト運営者が存在するからである。
世間への貢献という意味では、どちらかと言えばサイト閲覧者よりもサイト運営者の方が大きく、閲覧者はただ一方的に情報を頂戴するだけのことが多いと思う。IPアドレスや訪問者の閲覧履歴、ユーザーエージェントが、セキュリティやプライバシー上、滅多なことで重大な問題になるとは思えないし、私はこのGoogle Analyticsの閲覧者保護の部分があまり気にいっていない。
その点、Research Artisan Liteでは、一人ひとりの訪問者の動きを確認することが可能であり、手放せなくなっている。
様々な考え方はあるが、サイト運営者としてはResearch Artisan Liteの存在はありがたい。

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