2018年5月31日木曜日

カフェは意外に仕事をしにくい

私は普段、会社のオフィスで仕事しているのですが、おしゃべりのうるさい人がいたりすると、居心地が悪く、仕事に集中できないことがあります。おしゃべりな人は声が大きいということもあるのですが、話している内容が重要なことでなく、必要があって仕事の話をしゃべっているのではなく、しゃべることが目的で仕事の話をしているのです。それだから、話も冗長で、なかなか終わりません。そういう人を気にしていると、だんだん疎ましくなってその人のことが嫌いになってきます。嫌いになれば、声質や笑い声なんかが鼻について、ますますイライラしてきます。
気にしないということができればいいのですが、一番簡単なのは、その場から避難すればいいのです。空き会議室に逃げるという方法もありますが、会議室を使うには、何のために使うのかという理由が要ります。だからといって予約せずに空き部屋を使っていると、いつ誰がやってくるか分かりません。
それであれば、会社の外に出てカフェで仕事をするという手段があります。勝手に外出するのは、問題ではありますが、監視が強すぎない会社であれば不可能ではありません。それで実際にカフェに行って仕事をしたことがあるのですが、いつものうるさい人から逃れられることはできるものの、それで快適かというとカフェでの仕事も快適とはいえません。

まず、カフェこそうるさい人がひっきりなしにやってきます。おばさんグループ、学生、営業のサラリーマンが電話をする等々、けっして静けさの中では仕事ができません。

また、カフェですから、当然ながらなにか注文する必要があります。一番安いコーヒーや紅茶でも300円程するのが普通です。それで何時間も粘っていればそのうち目を付けられますから、適当にお代わりをしたり、よそのカフェに移動したりする必要があります。そのたびに場所代がかかり、そういうことを頻繁にしていたらコストもバカになりません。

カフェの中で、パソコンを使うための電源のある席は限られていて、そういう場所は集中するのに向いているかというと、むしろ逆で、長居させないためか、よりによって落ち着けない席だったりすることも多いです。さもなくば、バッテリーもちのいいノートパソコンを使うか、バッテリーの残りを気にしながら仕事をすることになります。

同じようにカフェで仕事や勉強をしている人を見かけて、そういう人の近くなら同じ境遇なので少しは快適かといえば、ノートパソコンのキーボードの打ち方が強くてうるさかったり、コーヒーを音を立てて飲んだり、食べ物をくちゃくちゃ言わせていたりと、気に障ることだらけです。

職場のオフィスも快適ではありませんが、カフェも、どっちもどっちでけっして快適ではありません。カフェの方がいい点は、上司の目がないとか、フリーアドレスのように場所を好みで決められるということはあります。割に合うかといえば微妙です。

在宅勤務にでもすれば一番快適だと思いますが、それはそれでいろいろと実現困難な点もあり、難しいところです。

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