2011年12月3日土曜日

YouTubeのデザイン一新と映画配信サービス

つい2、3日前にYoutube Analyticsが始まったと思ったら、YouTubeがさらにグレードアップしたようだ。

1.デザイン一新
最近、あらゆるGoogleのサービスでデザインの移行が行われている。GoogleのソーシャルネットワークサービスGoogle+の一環かもしれない。
そして、今回YouTubeにもデザインの変更が及んだ。

特にトップページが大きく変更された。左側に大きくカテゴリごとのメニューが表示されるようになった。
今までどちらかと言えばあまり活用できていなかったカテゴリだが、目立つようになったことで思いがけない動画やマイナーなカテゴリにも目が向くようになりそうだ。
ログインした状態だと、トップページのままで自分のアップロードした動画や「高評価」「再生履歴」「後で見る」といった動画の一覧を表示することができる。さらに登録リストの一覧もあるので、基本的な閲覧操作はほとんどこのメニューだけでできてしまう。私はあまり使わないと思うが、Google+とFacebookへの接続メニューもあるようだ。最初から自分用のカスタマイズメニューになっているような感じで便利だ。

自分のチャンネルページを作っている人は、そちらも新デザインに移行することができる。以前のデザインのままにしておくこともできるので、時間があるときに作りなおす猶予がある。今までチャンネルページを作りこんでいた人は、また作りなおすのがちょっと面倒ではある。

こうした変更があると、今までと操作方法が変わることで、腹を立てる人がいる。
YouTubeに来たユーザーは、新しい操作方法を学習したいのではなく、動画を見たり、アップロードすることが目的だ。その目的の前に操作方法を理解するという余計な手間が増えて、イライラするのだ。
しかし、どのようなことでもいつまでも同じ状態のままで、進化を怠るということはできない。こうして日々追加、変更、修正されながら、より良くなっていくものだろう。今後もそうであるから、この新しいデザインへの提案があれば、フィードバックを送信するのも良いかもしれない。そのために、今、YouTubeに行くと画面右下にフィードバック送信へのリンクが用意されている。あくまで感情的な痛い苦情ではなく、意欲的なものであればだが。

2.映画の有料配信
ハリウッド映画やアニメの有料配信によるレンタルがスタートしている。新作が400円、旧作が300円となっており、再生開始後の24~72時間がレンタル期間になる。
似たようなサービスでHuluがあるが、あちらは月額で、こちらは一本ずつのレンタルという違いがある。ちょっと暇な時に見るのには、お手軽で、YouTubeの価格体系の方がユーザーから見ると取っ付き易いだろう。
Huluとしては脅威に感じるかもしれない。
今後はさらなる画質の向上とラインナップの充実を期待したい。

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