2019年6月4日火曜日

X-Plane11をGTX970からRTX2070へ換装したら速くなるのか

X-Plane11を非力なグラフィックボードであるGTX970で、しかもVRで飛んでいたのですが、最近、X-Planeがアップデートされたからか、飛行中にやたらなにか(たぶんシーナリー)をロードしているようで、VR画面を維持できなくなっていました。
そろそろ、次世代のVRHMDも考えたくなってきていますので、その前にグラフィックボードを強化しておくことにしました。あまり高いものは買えませんが、コストパフォーマンスのいいRTX2070をチョイスしました。

これで、フレームレートがヌルヌルになるか、少なくとも改善するだろうと思って、さっとくBoeing737-800のコックピットに乗り込んだところ、うーん、あんまり変わりない気が・・・変わらないことはないんですが、ヌルヌルとはいきません。
タスクマネージャーで確認したところ、GPUの負荷は余裕があるのですが、今度はCPUがボトルネックになっているようです。実はCPUはi7-2600という古いもので粘っていまして、典型的なSandy bridgeおじさんです。
X-Planeはシングルコアの性能による部分が大きいらしく、そういう点で、i7-2600は不利なのですが、しかし、特定のコアに偏っているわけではなく、全般的に負荷が高いです。シングルコア性能にせよ、マルチコア性能にせよ、いずれにせよ限界ということです。
ただ、それにしても、フレームレートがあまり上がらないのは、X-Planeの作りによるものではないかという疑いも感じ始めてきました。まるで上限フレームレートがあるかのようにも思えます。CPUの負荷が高いというのは何をやっているんでしょうか。シミュレーション計算をがんばっているのかもしれませんが、VRのことも考えると、シミュレーションは少しごまかしてでもフレームレートを上げてくれた方がいいような気もします。
新しいグラフィックAPIであるVulkanへの対応という話もあるようですが、CPU側が足を引っ張っていては意味がないかもしれません。

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