2018年3月19日月曜日

FSXと比較してX-Planeはどうか?

FSX(Microsoft Flight Simulator X)を長く使ってきてX-Planeに移行して、今、X-Planeを使っている私としては、どちらかというとX-Planeの方が良いという評価になってしまいます。ですので、FSXとX-Planeの比較をX-Planeびいきにしてみたいと思います。

まず、グラフィックスです。風景、機体、空港、雲、道路、自動車、夜景…どれをとってもX-Planeの方が上です。FSXは、記憶をたどるとその祖先であるFS2000の時にグラフィックスが劇的に向上しました。当時は美麗さと動作の重さに驚いたものですが、それはもう18年も前のことです。その6年後に発売されたFSXですが、グラフィックスはFS2000の大変革を引き継いでいます。現在進行形で進化しているX-Planeと比較するとさすがに10年以上前のグラフィックスでは差が出てしまいます。それでいて、X-Planeの方がフレームレートが高いです。FSXは、重いというよりは、CPUのマルチコアを活用していなかったり、GPUの機能を使い切っていないため、無駄にマシンスペックが要求されます(その点はPrepar3Dではかなり改善されているようです)。

FSX 

X-Planeはシミュレーション計算をまじめにやっています。その結果、少しだけ操縦が難しくなっていると思います。離着陸はある程度練習すれば誰でもできるようになりますから、より現実的に難しいX-Planeでは、毎回の離着陸がより緊張感を持って楽しめるような気がします。

FSXは開発チームが解散し、今後の発展に期待できません。Prepar3DはFSXベースという点が足を引っ張っていると思います。根本的な改善をしなければ、時間経過による劣化に追いつけません。そもそもロッキードマーティンはソフトウェア開発会社なのだろうかというのも疑問です。
X-Planeは、現在も積極的に開発が進められています。2、3日前にもV11.20b1が発表されましたが、ベータ版という形でユーザーのフィードバックを受けながら改良が続けられています。

そういうわけで、もしも問題がなければX-Planeをお勧めしたいところですが、まったく問題がないわけではありません。

X-Plane自体は日本語にローカライズされていますが、関連情報は英語が多いように思います。それはFSXにおいてもそうなのですが、X-Planeはさらに国内情報が少ないように思います。英語に苦手意識がある人にとっては大きなハードルになります。

ユーザー数という点でもFSXの方が多いように見えます。特に国内ではその傾向が強いと思います。それは、アドオンの多さにも影響します。国内メーカーによるX-Plane用のアドオンは私の知る限りは分かりません。

X-Plane11を使っていて、今のところ大きな支障はないのですが、Microsoftという大メーカーが作ったものと比較すると品質に不安があります。時にそういうものは作り込みの差として現れたりします。私がX-Plane10を使った時は、日本語ローカライズが中途半端であったり、ローディングに時間がかかり過ぎたりと、途中で我慢できなくなって投げ出してFSXに戻った経緯があります。X-Plane11については使える水準まで来ているという印象です。しかし、不安が100%ないわけではありません。

X-Plane11

X-Planeは現在11が最新です。私は以前に10を購入しました。だからといって11が特別料金で安く買えたということはありません。今後いずれ12になったとしても同様だと思われます。Steamセールでの割引狙いも手ではありますが、最新にしたければ再購入になることには変わりありません。開発には経費がかかるのですから、新しい開発分に費用を求められるのは当然です。X-Plane11はSteam標準価格で7,499円です。社会人の趣味として高いものとは思いませんが、一方のFSXは開発が打ち切られているのですから、それ以上の再購入は良くも悪くも、起こりません。

フライトシミュレーター初心者向けとしてはFSX(Steamで2,480円)は手軽でいいと思います。情報源、アドオン等、もっとも恵まれた環境です。
一方、ある程度フライトシミュレーターに慣れた方は、X-Planeでプラグインを入れたりして新たな気持ちで遊んでみるのも悪くないと思います。初心者の人にとっては、飛ばすだけでなく、あれこれやりはじめると、情報源が海外に多くなるので、その点に抵抗がなければ楽しめると思います。
Prepar3Dは値段を考えると、初心者向けとしては敷居が高く、グラフィックスやフライトモデル等X-Planeと比較して優れているとも思えないわけで、その価格と機能がつり合っておらず、高価格というプレミア感やロッキードマーティン社というネームバリューからプロフェッショナルユースを感じさせるものの、冷静に考えると微妙なところではあります。FSXの資産が活かせるというのは大きなアドバンテージですので、その点にこだわるかどうかというところが大きいと思います。特にFSXのアドオンをたくさん購入した人なんかは、離れなれないということがあるかもしれません。

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