最近テレビを見ていると街頭インタビュー等で、「シャットダウン」とう言葉を使っているのを見かけることがある。例えば、「そうした意見をシャットダウンするのは問題がある」「北朝鮮からの輸入はシャットダウンするべきだ」といった感じだ。どうにも違和感を感じる。シャットダウンと言って真っ先に思い浮かぶのがコンピューター等のなんらかのシステムを停止したり、電源を落としたりすることである。先の例で言えば、何かを停止するというより「締め出す」「受け入れない」というニュアンスで使われているように思う。それならば「シャットダウン」ではなく「シャットアウト」の方が自然だ。もちろん、重々承知の上であえて「シャットダウン」という言葉を選んで言っているのであれば別だが。
広く使われているMicrosoft製のOSであるWindowsの最新バージョンであるWindows 10では、電源を切る操作を「シャットダウン」と表記している。そうしたところで「シャットダウン」という言葉を目にする機会が増えてきていて、最近では「シャットダウン」と「シャットアウト」を混同しているのではないかという気がする。
2 件のコメント:
まったくの同意見です。違和感から検索かけたらこの記事が目に留まりました!
周りでも「シャットダウン」を誤用している人が多くモヤモヤしていたのでスッキリしました(笑)
自分もたまに言葉の使い方を間違えることがありますが、気づいたら指摘しあえるといいですねww
わかる。シャットアウトというべき場面をシャットダウンとか言われるとお前さんは停止したんかい?と言いたくなるが話の腰を折ることになるので違和感満載で聞き入れるしかない状況
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