1.お尻は水で洗うべき
自動で水や温水が噴き出すウォッシュレット式の便座は、現在主流といっていいほど普及しています。しかし、私の家はマンションで、もともと備え付けられていたトイレ設備に、そのようなものはなく、今後引っ越す可能性もありますので、購入して設置するのも、後々面倒になりそうです。
汚い話ではありますが、大きい方の用を終えた後、トイレットペーパーだけで完全に拭ききることは難しいです。拭き取った後、トイレットペーパーについた色で汚れが残っていないか確認するのですが、何回拭いても、なかなか真っ白になりません。それでトイレットペーパーをたくさん使ってしまいます。下手すると、一回で、トイレットペーパーの半分以上を使っているのではないかと思えます。
おなかの具合がよくないときなんかは、頻繁にトイレに入ります。そうすると、拭くことによる肛門へのダメージが結構あります。
2.携帯用ウォッシュレットという答え
トイレットペーパー代がかかるし、肛門のことを考えると、やっぱりウォッシュレットを導入しようかと考えていたところ、Panasonicから「携帯用おしり洗浄器 ハンディ・トワレ DL-P300」という、携帯用のウォッシュレットのようなものが出ているのを見つけました。便器に取り付けるものではないので、私のようにマンションやアパート住まいの人でも使えます。外出や旅行に持っていくこともできます。特に海外ではウォッシュレットなんてありませんから、重宝するはずです。実際、海外のペットボトルを直接取り付けられるアダプターが付属していることから、そうした用途を想定しています。
私は、たまに海外旅行に行きますし、普段はトイレに置いておけばよさそうです。Yodobashiで6千円ちょっとと、そんなに高くないので試しに買ってみました。
3.入っているもの
内容物は本体とそれに付けるタンク、ペットボトル用のアダプター2つ、ストラップ、電池、説明書や保証書類です。6色のカラーバリエーションがある中で、私が買ったのは紫色です。Panasonic製ですので、一般的な家電と同じで、安心感があります。ちゃんと電池もついています。充電式のバッテリーも使えますので、付属の電池がなくなったら充電式を使うと経済的です。
4.実際の使用感
買ってみた後、すぐ必要になるわけではありませんので、ひとまず、水を装填し、その時が来るまでトイレに置いておきました。翌日、ついに待っていたことがやってきましたので、トイレに駆け込むと、必要な用をさっさと済まし、いよいよ試してみます。
使い方は前から足の間を通す方法と、斜め後方からかける方法があります。これは、トイレットペーパーで拭くスタイルと同じことです。私は後ろ派ですので、このハンディ・トワレも後ろから使います。
通常の便座に装着されたウォッシュレットでしたら、ボタンを押すだけで、自動的に適切な位置に噴出してくれます。この製品では自分で狙わなければなりません。水が勢いよく噴き出しますので、狙いが外れたら、あたりを水浸しにしてくれるのではないかと心配していました。しかし、実際はそのようなことにはなりません。水は噴き出しますが、後ろに持っていって発射ボタンを押した時には、だいたい適切な位置にあります。これはトイレットペーパーでお尻を拭くときとまったく同じ感覚です。トイレットペーパーでお尻を拭くときも、拭く位置を手探りで探したり、目視する必要はありません。それと同じで、後ろを見ずとも、感覚で狙うことができます。
自動でやってくれるのではなくて、自分でこういうことをやること自体が嫌な気分になるのではないかとも心配しましたが、これもトイレットペーパーで拭くことと、やっていることに大差ありません。
発射ボタンはHIとLOの2段階あります。私はHIの方が適度に強くていいと思います。
これなら洗うという用途に関しては設置式のウォッシュレットでなくてもいいと思わせます。
5.水の補給はどうか
使えば水が減ります。当然、補給が要ります。使い方によると思いますが、軽い洗浄であればほとんど水は減りません。私は一回でタンクの1/5ほどでした。水がなくなってもトイレのタンクの上に手洗い用の水が流れるようになっていますので、その場で補給できます。6.これは買いです
一度使うと、なくてはならないものになります。ウォッシュレットのように設置の必要がなく、外出時にも使えます。掃除をする必要がないというのも実は大きなメリットです。
出てくるのが温水ではないとか、便座を温めてくれないとか、設置式のウォッシュレットのようにはいかない点もあります。おしりを洗うという最大の目的に関しては、問題なく機能します。
私は、購入して満足です。それほど高いものでもないので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
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