2019年5月29日水曜日

ウーバーイーツ(Uber Eats)配達のピンずれ対策、配達先探し

UberEatsの配達員が一番困るのが配達先が分からないことです。
UberEatsの配達員は配達員専用のアプリを使います。そこには地図が表示されていて、配達するときは地図上の配達先にピン(マーカー)が立ちます。配達員は、ただその場所を目指して移動すればいいので簡単に思われるかもしれませんが、ことはそう簡単にはいきません。
まず、最初に、ピンが立たないことがとても多いです。半分くらいの確率でピンが表示されません。これは単に配達員用アプリのバグではないかと思われます。Uber製のアプリは、配達員用のアプリに限らず、レストラン用アプリや注文用アプリにもバグが発生するのは珍しくありません。しかし、地図上に場所が示されないとなると地図上での位置特定は困難になります。そもそも、仮にピンがちゃんと表示されたとしても、その位置が正しいとは限りません。これもまたそれなりの確率でピンがずれています。その原因は注文者の住所入力の問題であったり、配達先を現在地として入力されたことで、GPSによる誤差でずれたところにピンが立つ場合があります。同じ番地の場所が複数あったり、情報が古かったり、原因はいろいろありえます。
地図上にピンが表示されないのなら、配達員はどのようにして配達先を特定するかというと、お客様が入力した住所という文字情報を頼りに探すことになります。と、いうより、はじめからピンをあてにせず、住所から場所を特定する方が手っ取り早いです。入力された住所やマンション等の建物名をGoogleマップ等のアプリに入力して、配達先を探します。それで特定できればいいのですが、それも不可能な場合は、Yahooマップやゼンリンの地図、ウェブで検索する等して、どうにかして探そうとします。お客様が入力した住所情報でさえ、配達員用のアプリにきちんと表示されないというバグがある可能性もあります。
最後まで分からない場合は、仕方ないので配達先に電話するかメッセージを送信して、場所を詳しく聞くことになります。

UberEatsで注文されたことがある方は、注文用アプリに配達員の位置がリアルタイムに表示されることをご存知だと思いますが、レストランでピックした直後の配達員は、レストラン付近でしばらく留まっていて、すぐには動き始めません。
なぜかというと、配達員は、レストランで商品を受け取って配達を開始したその瞬間まで配達先がどこなのか分からないからです(それは、おそらく配達員が配達先を選り好みして、配達業務をキャンセルできないようにするためだと思います。商品を受け取り、配達を開始した以上、よほどのことがなければキャンセルはできません。)。商品を受け取った配達員はレストランの前で、はじめて配達先を知り、配達場所の特定とルートを検討します。それには、よほど分かりきったところでない限りは、数十秒を要します。そこで配達先が特定できないと、調べるのにさらに時間がかかります。最悪の場合、住所が郵便マーク「〒」だけの時があり、お客様に電話で一から聞き出すことになります。

注文したお客様は、そのような配達員の事情を知る由もありませんから、なぜ場所が分からないのか、マンション名や部屋番号まで住所をきちんと入力したのに、なぜ、それが分からないのか、配達員は頭が悪いのかという疑問を持つことになります。

UberEatsの配達は、単にレストランで商品を受け取って、それをお客様のもとに届けるだけの簡単な仕事ですが、実際は、そう簡単にいかないこともあって、考えようによっては、そこがゲームのようであり、多少の困難があった方がかえって面白いのかもしれません。

配達開始時に、GoogleマップやYahooマップ等のアプリに住所を入力して検索するには、スマホの小さな画面で検索テキストボックスにちまちま入力しなければなりません。ウバーコンパニオンを使うと、そのような作業を効率よく行うことができます。レストランからピックしてからのスタートダッシュも短縮できますし、入力するストレスも軽減できます。